祟殺し編(2006/07/13)


 前二編の構成力の低さにまあ覚悟はしてましたが、今回は更に上を行ってました。信者だけに見てるのがつらいです。
 さて今回も気になった点を幾つか。ネタ晴らしにつながるので、文字隠ししておきます。興味のある方は反転で。

気になった点
1.沙都子を救うための無意味な討論会がほとんど描写されなかった
2.圭一が叔父殺しの経緯に至るまでの心情の変化が語られていない
3.大災害をニュースで適当に流した

 1.村民がいかに北条家を毛嫌いしていたか表すには一番見せなきゃいけないエピソードだと思うのですが、単なる楽観的な人たちにしか映らなかった感じです。これ一編の話ならまだ納得できるのですが。
 2.は圭一の衝動描写がたりなかった感じです。どうしようもないから俺が殺る。ここに至るまでの圭一の消失感をもっと出して欲しかった。あれじゃ自己満足に浸った異常殺人者という位置付けになってしまいますよ。
 3.これが最悪。なぜ罪滅し編までしかやらないのにこのエピソードを入れたのか疑問です。また入れたら入れたなりにしっかり描いて欲しかった。圭一が川で目覚めガスマスクの男たちに助けられる描写が無いと、単なるおまけ情報にしか映らないです。

 今回は大きなもの三つということで。細かいところを上げたらキリが無いですから。悟史の影?とかね。実際アニメだけの人たちってこのアニメ見て面白いのかな?甚だ疑問です。










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