目明し編(2006/08/25)
最長の六話編成になった今作ですが、やっぱり場面の取捨選択がうまく行ってないかなという感じです。各場面の拷問シーン(爪剥し、梨花ちゃまの自殺含む)は凄惨で痛さが十二分に伝わってきたんですけどね。
さて今回も気になった点を幾つか。ネタ晴らしにつながるので、文字隠ししておきます。興味のある方は反転で。
気になった点
1.叔母さん殺害シーンがあった。
2.詩音が魅音で魅音が詩音と語らなかった。
3.詩音の自問自答が少ない。
4.圭一の道化っぷりが描かれていない。
1.が今回唯一の気になったシーン。というか今回話が長かったので最初の頃に気になった点を忘れてしまったんですけどね。まあ、おおよそ答えは出ていたのですが、祭囃し編やる前に犯人の顔出しちゃうのはどうかなという感じです。
2.は今回の入れ替わりでなく、幼少から入れ替わっていた事実ですね。まあ、本編全体には影響の無い話ですが、双子の互いが入れ替わってしまったことによる負い目が語られなかったのは残念。まあ目明し編は綿流し編の解答でしかないと考えれば蛇足情報なのかな。
3.も2.と同じで、目明し編は綿流し編の解答でしかないという位置付けであるなら、ドキュメント風の第三者視点の描き方で問題ないのですが、それじゃひぐらしという作品を間違って捉えてるような印象しか受け取れないんですけど…あいまいな言い方になってますが、つまるところ詩音のKOOLが弱くて面白くありませんでした。
4.は全く逆。目明し編は綿流し編の解答でしかないという位置付けであるなら、これはもっと強調してしかるべき。でないと綿流し編との時系列を照らし合わせた答え合わせにならないです。
ということで、解答編になったので、謎描写の矛盾点は少なくなったものの、解答の出し方が非常に中途半端な感じが否めませんでした。
さて次からはアニメでは最終話の罪滅し編です。ここまでまじめにアニメ見てた人は驚くのだろうなと期待しつつ、私は最後の爽快バトルだけを期待させていただきます。
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