罪滅し編(2006/10/05)
第四話まで良かったのに最後の最後で…残念です。話全体として爆弾仕掛けられている緊迫感が感じられなかった。レナがあまりKOOLな感じしなかったし、最終バトルも緩やかなモーションを多用してやりあってる感じが伝わってこなかったし、そもそも第一話の水鉄砲戦の爽快さが生かされてないです。まさか一回もカットイン使わないなんて…
さて今回も気になった点を幾つか。ネタ晴らしにつながるので、原作知らない人はこの後読まないほうが吉です。興味のある方は反転で。
気になった点
1.北条とリナが普通の喫茶店にいた
2.レナ父の更生が語られなかった
3.催涙スプレー使わないの?
4.梨花ちゃまが●●とワインを酌み交わす場面がない
5.最後に惨劇を回避したと圭一が喜ぶシーンがない
6.悪魔のシナリオが語られなかった
1.は北条の駄目人間さが薄れた感じ。また2.のレナ父の更生がないとレナの行動の結果が(仲間内の考えでは)正しいことだったんだと結論付けしづらかった感じ。まあ演出レベルの話で本筋に影響はないんですけどね。
3.は…使ってないですよね?私の見落とし?原作でもいつ使ったか覚えてないんで強いツッコミ出来ないんですが?使わない小道具を最終回に見せるのはどうかと思います。
4.はまあないと思っていました原作でもTips扱いでしたし。でもアニメしか知らない人がイキナリ原作皆殺し編から始めたら混乱するでしょうね。
5.がないと罪滅し編単体の目的が全く表に出ないことになりますよね。最終回に罪滅し編を持ってきた意味が全くないような気がするのですが…いいのかそれで。
6.も原作Tips扱いだから、なくてはならないと強く言えないのですけど。でも梨花ちゃまの「遊んであげる。永遠に終わらないこの6月を。好きなだけ」の一言で片付けるのもどうかと思います。そもそもこの惨劇が「無●●ー●」していると気づいてる人ってどれくらいいたのか?ある意味アニメ版のほうが意地悪なつくりになっているような気がするんですけど。
総合的に見て、アニメ版はブラフ(この言葉もヒントになってしまうな…)が少なかったため難易度が押さえ気味になり、かといって全体に関わる謎の大事なところは見せないという超ダイジェスト版な作りに感じてしまいました。
なので、ひぐらしの楽しさを理解するには原作の最初から始めることをお勧めします。そんな時間無いよという方はせめてコミックかドラマCDで補完することをお勧めします。
最後に一言。アニメ版、エンディング途中でタイトルドーンだけは良かったです。そうこの惨劇は全く終わっていないのですよ。
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