カツ巡り(2007/02/03)


 銀座でカツを食べました。昼飯にカツ。夕飯にカツです。なぜに銀座でカツなのかといいますと、実は前々から行きたいと思っていたカツ屋さんが銀座にあることが判明したからなのですよ。しかも2店も。とはいえ銀座など過去に一回しか行ったことない身にとってはやっぱり遠い場所です。ところが今回、また銀座に行く機会ができました。目的は一回目と全く同じなのですが…まあその話はとりあえず置いといてください。

ゲンカツ
 元々はキムカツというお店です。名前が変わっただけで味は変わっていないということです。で、私的にはキムカツのほうが馴染み深い。もっと言うとこのお店の名物キムカツサンドは結構良く食べています。どこで?鹿島スタジアムで。そう鹿島スタジアムでよく食べるここのカツ。揚げたてをホカホカご飯で食べたらどんなにうまかろうと思っていたのですよ。
 で、銀座駅から徒歩3分。特に迷わず店を探し当て入店。既にお昼を過ぎた時間ではありましたがやっぱり人が一杯です。並ぶしかないかなと覚悟してましたが一人ならカウンターが空いているとのこと。ビバ一人食。ということですんなり入店。頼むはオーソドックスに「ぷれーん」です。
 混んでたのでチョイ待たされ、出てきたカツは意外と小ぶり。これで約2000円とはどんな高級食だと貧乏人が呟かせていただきました。まずは一口。やわらかい…とにかくやわらかいです。ここのカツは一枚肉を揚げるものではなく、超薄切りロースを25枚に重ね一枚肉の形にしています。なので繊維質は無いも同然。箸でスッと切れます。また一度スライスしたものなので肉汁はあまり出ないので驚くほどあっさりした味です。ソースはいらないカツですね。肉汁ドバドバの厚切りカツも好きですが、これもあり。美味しくいただきました。
 実際、キムカツサンドで体験済みのやわらかさは予想通りでした。しかし味は全く違っていました。やっぱり料理によって仕込み方が違うのでしょうか?あとあれで約2000円は高いですよやっぱり。貧乏人がふらっと立ち寄れるお店じゃないです。残念。


矢場とん
 こちらのかつは名古屋名物みそかつ。なのですが、実は初めてではありません。前に名古屋に行った時に食べました。そう本場の本場。で、この味は地元でしか食べられないものと思い込んでたら実は銀座にありましたということです。
 場所は東銀座の駅から徒歩1分もかからない場所。入店したのは閉店一時間前。夕食の時間はとうに過ぎているので、ガラガラでした。いや見たのは1階のカウンターだけでしたので、実はテーブルのある2階は結構混んでたのかもしれないです。出入りはそれなりにあったと思いますし。
 頼むは「わらじとんかつ」の定食。約1700円です。こちらはそれほど待つことなく出てきました。大きいです。さすが「わらじ」の名がつくものです。だいたいゲンカツの3倍くらいの大きさです。しかしこれには驚きませんよ。実際名古屋で食べたのもこれでしたから。問題は味です。それも肉よりもソース。早速一口。あぁ名古屋のとおんなじ。濃いです。そして甘いです激甘です。でもこれがごはんにあいます。反感買うことを覚悟で言わせてもらうなら、味噌ピーごはんです。で、ピーナツの代わりに肉のボリュームが来て、さらに肉汁だか味噌だか判らない汁が口の中に広がる。やっぱり美味しいです。なんで銀座にしかないんだこのお店。絶対上野のガード下で店出せばヒットする味ですよ。ということでわらじの大きさ何のその。美味しくいただきました。


 というわけで2店食べましたが、どちらもお勧めです。値段はゲンカツはやっぱり高いですが矢場とんはお手頃ですね。ちなみに矢場とんは1000円位の普通サイズもあります。ふぅ~珍しく非オタクのレポを書いてしまった。










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