なんとなく日本の真ん中あたり-近畿・北陸・信州・東海8泊9日-(2006/06/28)


今回の旅行のキッカケ
 そうだ北陸に行こう…某CMじゃないですが、その某CMで北陸キャンペーンやってまして、見てるうちになんだかとても行きたくなってきました。能登という地名にも引かれたのも事実。なぜに?それは秘密です。で、能登…というか北陸までどのようにして行くかと考えたら長野回りか、滋賀回りか…往復じゃ芸が無いから一周するか?なら敦賀を通過するわけで…そこから3時間あれば城崎温泉という超有名温泉があるので、そこまで足をのばすか…というわけで最初計画された行程は次のようなものでした。

 兵庫→京都→福井→石川→富山→新潟→長野→富山→新潟→長野

 それが最終的にはなぜかこのような感じに

 兵庫→京都→福井→滋賀→福井→石川→福井→石川→岐阜→石川→
 富山→新潟→長野→富山→長野→岐阜→愛知→静岡→山梨

 今回予定変更しまくり…なんだかなぁ~


1日目(水)
 まずは地元から兵庫まで自走自走。夜中の首都高混んでるな~とか真夜中の京都から大阪は高速スイスイと考えながら走って最初の目的地に着いたのは朝の5時。場所は前回のリベンジも兼ねた明石海峡大橋です。

 何がリベンジかというと、前回徳島→兵庫を渡る際、大鳴門橋は見て渡ることが出来たものの、スケジュールの都合上、明石海峡大橋は渡るだけに終わってしまったのです。なのでもう一度訪れねばと考えていた場所なのです。というわけでスタート地点は最初からココに決めていました。少々朝霧が掛かっていますが橋の壮大さにしばし見とれ、最初の写真を一枚。なかなか良い感じでスタートが切れました。

 続いて明石城跡をぐるっと回り

 次の目的地は姫路です。書写山に着いたのは7時。ロープウェイが動き出すのは8時半…えーと1時間半も時間が空いてしまいました。どうしよう…こんなことなら明石で明石焼きでも食べてくりゃ良かった…早朝じゃ明石焼き屋も開いてないって、と1人ボケツッコミをしながらロープウェイ乗り場で待つことに。まあ実際は夜中のドライブ疲れから寝てたんですけどね…そんなわけでロープウエイ動き出しました。

 早速、書写山を登ります。ガチで山登りなんてナンセンス。やっぱり文明の利器って凄いなと思いつつ着いた先に目的地の円教寺が…ない。えっ?ココから歩くの?何分くらい?15分?まあそれくらいならいいやと思ったら、その行程は延々登り坂。ガチで山登りなんてナンセンスなんだよぉ~と嘆きながらエッチラオッチラ登りました。摩尼殿、開山堂をまわった後は、今度は下り坂をエッチラオッチラ、再度ロープウェイ乗り場に着いたときは汗ダクダクでした。うぅ~次に響く~



 そう次の場所は姫路城。別名白鷺城。その巨大さと美しさは見るものを圧倒させるお城です。もちろん建っている敷地も広大。ヘロヘロになりながら観光させていただきました。でも意外とその存在感は脳に焼き付いているのです。姫路城侮りがたし。



 さて本日のヤマは乗り越えたと安堵しながら一路北へ。城崎温泉…はまだ早いのでちょっと西にずれます。目指すは別の温泉地。湯村温泉へ。ところが目的地の道路標識には新温泉町の文字が。新温泉町?最近近くに温泉でも出たのかしら?もしかして道間違っている?と不安に駆られながら着いた先はやっぱり新温泉町…どゆこと?とりあえず目的の浴場へ。ちょっと狭いながらも露天風呂はいいなぁと実感。しばらく入ると肌がキュッキュして良い感じです。サッパリしてからフロントで話を聞くとやっぱりココは湯村温泉で間違いないということ。もともとここの地名が温泉町だった模様です。で、新になったのは最近浜坂町と合併したからだということです。なんか安直な感じ。

 続いて先ほど話題に上がった浜坂温泉へ。湯村温泉から20分ほど山を降ると海に出ました日本海です。その海沿いの温泉が浜坂温泉。こちらの立ち寄りはモロ共同浴場。最近はこういう建物の方が落ち着くな~。お湯は少々熱めながらもサラサラ感がありダルさを強制的に奪っていく感じです。良いリフレッシュが出来ました。

 次は本日のメインディッシュです。城崎温泉をまたいで、再度兵庫中央へ。着いたのは出石。目当てはもちろん出石そばです。とにかくお腹がすいていたので、三人前。出てきたのは小皿に盛られたおそばが15枚。実はここの出石そばを食するのは2回目。私にそばの美味さを認識させたおそばなのです。うわっ相変わらずこのそばの喉ごしはたまらんです。

 その後辰鼓楼を見て

 有子山稲荷神社をお参り

 その中にある出石城跡を抜け

 出石神社とまわり出石観光はしゅーりょー。出石をあとにします。

 本日最後の立ち寄り地は玄武洞。ガイドを見た感じ玄武洞は一大観光地かなと思ったらどうもそれらしきものがありません。と思ったら城崎温泉に着いてしまいそうになり、再度道を引き返す。すると、そこには小さな看板が…えっ?ここですか?まわり人がいないんですけど。しかも急な坂を登れって…不安に駆られながら登って行くと、着いた先は青龍洞。玄武洞じゃない。

 そこから西に階段を登ると玄武洞はありました。

 で、さらに奥には白虎洞

 続いて南朱雀洞と北朱雀洞

 まあ青龍洞見た瞬間、全部で四つあると予想したら五つもあったとは。何だその北と南って、それじゃまるで…まあ五つとも綺麗な洞だったので結構癒されました。特に青龍洞は涼しげで良い感じでした。最後に南朱雀洞から見下ろした円山川を。

 で、本日のお宿がある城崎温泉です。あとは温泉にゆっくり浸かっておいしいもの食べて明日に備えて…と行きたかったのですが、今回はそういう訳には行きません。城崎温泉名物七外湯巡りが残っているのです。まずは宿にチェックインし、外湯チケットをゲット。タオル右手に目の前にある一の湯へ。

 公衆浴場ながら洞窟風呂などがあり豪華なつくりです。お湯も浜坂温泉ほどではないながらもサラサラしていていい感じ。熱さは普通なのでこちらのほうが長湯が出来るかな…と、今回はゆっくり出来ません。まだ6つも残っているのですから。というわけで残り6つ一気に入ります。次は御所の湯

 鴻の湯

 まんだら湯

 さとの湯

 地蔵湯

 柳湯

 …と駆け足でまわって終了。あとはゆったり刺身定食。カニは時期じゃないので残念です。

 七湯まわった感想ですが、お湯は熱さに多少の違いがあるもののみな同じ感じ。その分建物はそれぞれ積極的に趣向を凝らす姿勢で好感が持てました。個人的にイチのお気に入りは、御所の湯。半露天の浴場ながら、湯がザーザー落ちる音を聞くのは癒されながら体をポカポカさせていただきました。


2日目(木)
 早朝に宿を出て向かうは京都の天橋立。と、行く途中に久美浜湾に差し掛かったので写真を撮ります。えーと、霧濃度が高くほとんど真っ白です。今日は水関係の観光地が多いだけに少し心配です。

 天橋立に着いたのは朝6時。ケーブルカーが動き出すのは8時。とはいえ今回は見るところが多すぎるので時間的にはちょうどいい感じです。まずは濃い霧の中、ちょっと奥にある成相寺を参詣。

 すぐさま山を降り、天橋立入り口へ。ここで秘密兵器折りたたみ自転車の登場。これで天橋立を往復します。山間から見た濃い霧も、現地に行ってみると結構晴れています。

 松並木を堪能しながら、羽衣の松と橋立明神

 岩見重太郎仇討ちの場と日本三景碑を通り

 廻旋橋を渡った先にある智恩寺と智恵の輪灯籠を見て



 廻旋橋にて一休み。橋が回転するのを待ちます。ここの橋は船が通過するとき邪魔にならないよう橋が回転するそうで、折角なので動くのを待つことにしました。いい加減休憩したかったのも本音ではあったんですけどね。で、待つこと10分。橋が動きました。意外と壮大で感心しました。

 さて、時間は既に8時を回っています。まずは麓の元伊勢籠神社を参拝

 そしてケーブルカー乗り場へ。

 タイミングよく待ち時間なく登れ傘松公園へ。みんながやっている股のぞきで天橋立を見る。う~むやっぱり霧は晴れなかったな~。でも天空橋のイメージに近づけてこれはこれでいいかも

 帰りはリフトで

 天橋立も終わりここから福井横断です。まずは高浜の明洞鏡

 続いて三方五湖巡り。三方湖

 水月湖

 日向湖

 久々湖

 菅湖

 敦賀市内に入ります。まずは弁天岩

 気比の松原

 気比神宮

 晴明神社とまわりました。

 少々観光疲れが出てきたので敦賀にある温泉へ。その名もきらめき温泉。正直ネーミングセンスを疑いますが、施設は綺麗でしたしお湯もぬるめでしばらく入ると肌もぬるぬるしていい感じ。ちょっと塩素臭かったですけど…

 温泉のあとは腹ごしらえ。もちろん福井名物カツ丼です。でてきたカツ丼は玉子綴じされていないカツが乗っかっただけのシンプルなもの。シンプルすぎて途中味に飽きてしまいました。美味しかったことは確かなんですけどね。なんか付け合せも頼めばよかったと後悔しながらも完食。御馳走様でした。

 さてこの後はさらに東に向かう予定だったのですが、なんとなく琵琶湖に行きたくなったので予定を変更。いざ琵琶湖へ。琵琶湖といっても広いので、どこの琵琶湖を見ようかを運転しながら小一時間悩む。ならついでに城巡りだ。ということで、まずは長浜城。

 付近の琵琶湖を撮ってメインは終了。

 続いて彦根城…の途中で見つけた長浜ドーム。

 ちょっと寄り道、多賀大社。

 そして彦根城。

 隣の玄宮園。意外と充実した滋賀観光になりました。

 最後に彦根城近くの千乃松原温泉へザンブリとお湯に浸かりました。お湯は少々熱めでサラサラ。とにかく琵琶湖を見ながら入る温泉は最高。堪能させていただきました。

 今日は予定変更だったので、ビジネスホテルで。こういうのもいいですよね?


3日目(金)
 再度福井に戻ります。まず向かうは永平寺。中では雲水様のありがたい解説を聞き流しながらウロウロ。落ち着きない観光客でごめんなさい。







 続いて越前大野城。高台にあるお城。高台…いやな予感。そしてそれは的中。えーと高すぎてお城自体見えないんですけど…まあ嘆いても仕方ないので、エッチラオッチラ。昨日の書写山よりは長くないものの急勾配続きのこの階段は結構堪えます。で、なんとか登って外観を眺める。意外と自分好みの建物だったので登った甲斐はありました。

 汗をかいたので温泉に入ってサッパリします。そんな芦原温泉。お湯は適温でつるつる感がありました。

 お昼は越前そば屋。おろしそば二人前。越前そばは喉ごし感は少ないもののアッサリしていてズルズルいけました。で、最後に腹にずっしり感。美味しく完食させていただきました。

 あとはメインに行って終わりなんですが…まだ夕日には時間ありますね。じゃあ先行してちょっと石川県へ。加賀温泉郷三湯総湯巡りをします。なんでも石川県の各温泉には総湯なる共同浴場があるということで、折角なので総湯巡りもプランに織り込むことにしたのです。まずは山中温泉から。中はいかにも共同浴場。お湯は熱めでつるつる。ちょっと長湯は出来そうにないです。

 続いて山を降りて片山津温泉。こちらはちょい熱め。まだ入っていられる…けど、ゆっくりもしていられない時間に。そろそろ行かないと夕日に間に合いません。…と、片山津温泉の傍にある柴山潟を一枚。これくらいはまだ余裕あります。

 福井に再度戻りました。東尋坊です。夕日をバックに東尋坊を撮りたかったのです。

 福井を後にしまたまた石川県に戻り加賀温泉郷三湯最後の山代温泉。本日の宿…の前に総湯を味わいます。うーん、前二つと同じですかね。

 で、宿に到着。こちらはというと…充分に温泉を堪能することが出来ました。実はここ大浴場の他に、御影石風呂、檜風呂、露天岩風呂の貸切風呂が3つあるのですが、それらがある時間だけ開放されていたのです。もちろん3風呂とも入らせていただきました。しかもその時間湯に浸かっていたのは自分だけ。予約もしてないのに貸切状態です。ちなみにお湯は3つとも同じ。お湯は総湯に比べて少しぬるめ。でもつるつる感は変わらずでした。また檜風呂には飲泉所があり、早速味見…うむ少々塩味。スッキリしてのみやすいです。早速持参のコップで汲んで、チビチビと飲みながらお風呂に浸かりました。



4日目(土)
 石川と言えば金沢。一路金沢に…行く前に、またここで予定を変更。岐阜の白川郷に向かうことにしました。

 ここから白川郷に行くには二つのルートがあります。南下して白山スーパー林道から東に向かうルートと、金沢、富山を経由して東海北陸自動車道で南下するルートです。距離があるものの東海北陸自動車道を使ったほうがはるかに早く着くことが目に見えているのですが、ここはあえて白山スーパー林道を使いました。なぜならそこに垂涎の温泉があるからです。その名は親谷の湯。日本の滝100選に選ばれた姥ヶ滝を見ながら入る温泉です。

 車ながらエッチラオッチラ登る山道に少々不安になりながら、なんとか白山スーパー林道に到着ホッと一安心です。結局、意外と整備されていた山道は某秘境よりも快適にドライブすることが出来ました。で、着いた先は駐車場。滝の音はすれど、滝、見えず。温泉、見えず。そうここからが山道本番です。看板には往復40分の文字。覚悟を決めて山道に入ったのですが、ここも意外や整備されている感じです。こういう拍子抜けは大歓迎ですよとばかりにヒョイヒョイ山道を降って到着しました。

 目前に姥ヶ滝…豪快です。目下に温泉…シンプルです。脱衣所…無いに等しいです。あぁ~この秘湯感がいいよ~と、誰はばかりなく裸になって温泉に入りました。少々緑かかったお湯は熱いと聞いていましたが、意外とぬるめ。雨が降っていたのでうめられてしまったんですかね?おかげで滝を見ながら長湯を堪能できました。ちなみに入浴中他の誰も入ってきませんでした。この風景この瞬間を独り占め~

 温泉を堪能し、いよいよ白川郷へ。世界遺産登録で有名になったこの地ですが、某ゲームの舞台としても有名なところで、もちろん私は後者の目的で訪れることにしました。とはいえろくに舞台の下調べなどしていませんでしたので、展望台からの眺めと、いくつかの建物を写真に収めるにとどまりました。探せば某神社や某学校とかもあったのかしら?

 さて、せっかく白川郷まできたのなら、温泉とそばは欠かせません。ということでまずは温泉へ。こちらもお湯が緑かかってましたが、ちょい熱めでツルツル感あり。庄川を眺めながら入るお風呂もまた趣があります。ただ朝からの温泉三昧で湯疲れしてあまり堪能できなかったのが残念でした。

 温泉を出て、今度はおそば屋さんへ。でてきたものは喉ごしよりもそばの風味を重視するもので、ズルズルはいけませんでしたが、味は最高でした。

 白川郷をあとにして今度こそ向かうは金沢。今度は東海北陸自動車道で北上します。やっぱり高速道路は快適です。あっという間に金沢に着きました。とにかくまずは兼六園。ここも某ゲームの舞台だったなぁ~としみじみしながら、なんか観るべき趣旨が変わってきているなぁ~と心の中でツッコミながら日本一有名な石灯籠をパチリ。

 ぐるっと兼六園を一周したあとは、金沢城

 金沢神社

 尾山神社

 利家とまつ

 最後は近江市場にて海鮮丼で締め。

 金沢をあとにし、一気に北上。輪島から能登半島の先端をぐるっとまわります。旧輪島駅…駅跡に飾られた電車の写真とシベリア行きの看板がシュールです。

 白米千枚田…田植えが終わったばかりの田んぼは緑が映えてて鮮やかです。

 禄剛崎…チョイ高台でしたが、辟易するレベルではありませんでした。でも登った先は薄曇。佐渡島が見えなかったのは残念でした。

 そして今回の旅行のきっかけとなった見附島(軍艦島)へ。某CM見たときから魅かれるものがあったのですが実物はもっと壮大でした。見る方向によってはなるほど軍艦に見えます。もう少し近づいてみようと不安定な岩道を歩いていくと道の先端にサンダルが…なにこれ落し物?にしては綺麗に揃っているような…頭?マークで見ているとイキナリ海から人が現れました。なんか素もぐりしてる人がいたみたいです。時間帯とか服装とか色々ツッコミたかったのですが、ちょっと怖かったのでそそくさと退散させていただきました。でもホントに…いやよそう。

 あとは宿に行くだけだーと考えていてのですが、なんかまだ日が沈まない。だったら明日の分少し回ろうかということで、能登島へ。う~む最近能登の文字に反応過敏だな~能登島…能登の島…能登がイッパイの島…ゴメンナサイ。入り口は西からツインブリッジ能登を渡ります。うわっ、なんか妙に立派な橋なんですけど…有料じゃないよね?と恐る恐る渡りました。

 能登島内にある伊夜比め神社を参拝

 出口は南から。このまま和倉温泉に入ります。その前に…

 能登島カウンターです。よく見ると「あなたは今日634台目の来町車です」と書いてありますよ。南の橋は能登島大橋。こっちも立派です。しかも橋が中央で急に盛り上がっているので、空に向かって走る感じ。ここは快晴の中で走りたかったです。残念。

 さて本日の宿は和倉温泉。ここも某ゲームの…駄目だ今日はオタクモードが抜けないです。今回の宿は総湯に近かったのでまずはチェックイン。宿で食事をいただいた後は、歩いて3分の総湯へ。ここもモロ共同浴場のつくりなんだろうな~と入ってみると、なんか雰囲気が違います。ロビーが広いし、ゲームコーナーとかもあってまるでスーパー銭湯です。浴場もそんな感じで、打たせ湯、ジャグジー当たり前。露天風呂までありました。まあ、立派なだけあって混み具合も立派。あまり落ち着いて入れませんでした。お湯のほうはというと、入れないほどではないですが熱くて長湯は無理な感じ。入ってすぐにツルツル感が出て来ました。飲泉もできるので早速味見。…えーと、しょっぱいです。コップ一杯飲めないことはないのですが、喉を潤すものではないですね。なのでコップ一杯薬の気分で飲ませていただきました。これだけしょっぱければ肌もツルツルになるわなと妙に納得して総湯を後にしました。結局、堪能できたのはお宿のお風呂。こちらは適温で夜、朝と長湯させていただきましたとさ。



5日目(日)
 予定では能登島観光をしてそのまま南下して富山に入ろうと考えていたのですが、能登島は昨日見てしまったので、本日も予定を変更しました。ルートは能登半島南の千里浜を目指しそこから東に山を越え富山に入るというもの。大分回り道になりますが、ケセラセラな気分で挑戦です。とりあえず南下して妙成寺



 気多大社と参拝して

 砂浜ドライブで有名な千里浜に到着。う~む海岸線に人っ子一人いない。車もタイヤの後はあるものの走っていない。まあ、この薄曇じゃ海岸線走ってもあまり楽しくないよね。そんな自分も海岸線に出ただけで終了。

 途中の永光寺で石川県は終了。富山に向かいます。

 富山、氷見に入ってまずするべきことは温泉です。氷見市に入りそのまま北上。海岸線に出たところに岩井戸温泉がありました。おぉ、朝なのに結構人がいる。あっ…今日は日曜か…とここでようやく曜日を認識。子供も多かったのでちょっと騒がしかったかな。でもお湯は格別。緑がかったお湯と深い浴槽、不安定な足場と何度も転びそうになりましたが良い岩場を見つけられればお湯はぬるめなので長湯は充分可能です。またツルツル感がすぐに出て体に染み込む感覚がたまりません。あぁ今日ここで泊まりならずっとここに入っているのにと、後ろ髪引かれながらあとにすることになりました。

 温泉を出て、海岸線を南下。松田江の長浜を抜け

 気多神社を参拝し富山市へ。

 少々渋滞に巻き込まれたものの順調に富山市中心部に着けました。富山城は公園の中に立っているお城なのですが…周りに誰もいません。日曜なのに。…ま、あまり深いツッコミはせず富山城を写真に収めました。

 続いて向かうは魚津。ここには有名な温泉があります。その名も金太郎温泉。きらめき温泉よりもネーミングセンスを問いたいけれど問うてはいけないインパクトのある名前の温泉は、やっぱり金太郎に縁はないみたいです。最初、スーパー銭湯超豪華版の造りに一抹の不安を覚えましたが、お湯は意外や立派でした。というか今回の旅行、初めての硫黄泉に少々興奮。硫黄泉好きなんですよ。あの白濁と焦げた匂いが…もちろんここも白濁で匂いがたまらないです。お肌もツルツル。長湯したい気分満々だったんですが、時間が来たので終了。今回購入したお試し入場1時間券て営業としてドウヨと不満もあったのですが、今回はその制度に助けられました。なんだかなぁ~

 富山観光をいったん終了して新潟に入ります。まずは高速道路沿いにある親不知。

 そこの道の駅で世界最大級の翡翠。

 さらに東の上越市へ。春日山城跡から

 春日山神社

 林泉寺

 春日神社

 居多神社



 親鸞聖人上陸の地

 五智国分寺

 ちょっと離れて高田城と一気に観光。五智国分寺で大雨に見まわれたかと思ったら、高田城辺りでは晴れ間も見えてきました。不安定な天気…このあと妙高山に行くのにものすごく不安です。

 妙高山といっても登るわけではなく、付近の3温泉に行くだけなのですが、やっぱり山頂は山の方に雲がかかっています。濃霧とか大丈夫かな…と不安に駆られながら、まずは赤倉温泉へ。公衆浴場ながら、野天風呂完備…というか内風呂はありません。野天なので屋根も一切ありませんでした。お湯は適温で白濁。硫黄臭バッチリ。空も青空がちらほら出てきて良い感じ。長湯したいな~どうしよう?今日行くところはあと一つだし、まあいいかということで、ここはたっぷり長湯しましたよ。うわっ体が硫黄臭い。

 続いて燕温泉。途中霧が濃くなって運転が凄く怖かったですが、なんとか到着。着いてみると霧も晴れて視界良好です。ホント今日は天気が不安定です。そして今回、どうしても入りたかった筆頭の温泉、河原の湯に向かいます。昨日の親谷の湯は秘湯過ぎたので、最初プランに入ってなかったんですよね。結局行っちゃいましたが。車を降り、高低が厳しくない山道を歩くこと20分。ついに来ました河原の湯。目前に清流…爽快です。目下に温泉…シンプルです。脱衣所…申し訳程度です。先客…万来です。なにこの人数。ここ本当に秘湯ですか?確かに日曜でしたが、10人は確実にいますよね。15人はいたかな?シンプルなお風呂にぎゅうぎゅうですよ。しかも女性も結構入っているし、なんか外国の人とかもいるんですが。う~む。ちょっと圧倒。

 で、これだけ人数いると大っぴらに服を脱ぐのも恥ずかしいので、脱衣所にてこそこそ。ただ湯船に入ればいつもと変わらずです。お湯はぬるめで白濁。硫黄臭ガンガン。お肌つるつる。清流が耳に心地よく。空も相変わらず青空がちらほら…あっ昼間の月が見える。ヤバイ、このお風呂、出られません。どうしようこのあと、もう一つの黄金の湯も行かなきゃ行けないのに…でられないよ~というわけで、辺りが真っ暗になるまで堪能し、今回一回の入浴時間最長記録更新しました。黄金の湯は残念入れませんでした。湯船目前で入らなかったのも初めてですよ。

 そして本日のお宿関温泉へ。燕温泉から山を降ってすぐの位置なので迷わず到着。が、予定よりだいぶ遅くの到着なので旅館の方に平謝りしました。ゴメンナサイ。お湯は赤色でチョイ熱め。ポカポカする感じは、ぬるめの長湯してきた体には良い刺激でした。結局、夜、夜中、早朝と三回入ったのですが湯疲れなし。ここも地味に良い温泉でした。



6日目(月)
 さあ、今日から長野だ。まあプチ富山にも行くのですが。そうプチ富山です。目指すはかの有名な黒部ダム。当初ガチで富山の立山から入るルートも考えていたんですが、それだと一日かかってしまうし、そもそも見たいのは黒部ダムだけだったので、長野の扇沢から黒部ダムにタッチしてそのまま帰るルートを選びました。これなら1時間くらいで行けますので。

 まずは早朝霧のこもる妙高山をガーッ通りて、高速に乗ったら豊科までガーッと南下です。そして今度は大町までガーッと北上なのですが、折角なので途中の神社仏閣に立ち寄ります。まずは吉祥山東光寺

 続いて穂高神社

 最後に若一王子神社をまわりました。で、大町からガーッと西に行けば扇沢。黒部ダムは目と鼻の先です。

 扇沢からトロリーバスに乗って黒部ダムに行くわけですが、今しがた発車したばかり。少し時間が空きました。じゃあ朝食でもと、扇沢駅をうろちょろすると、おそばの文字が眼に入ります。そうだよな~長野と言えばそばだよな~とモロ偏見な考えに至り朝食はおそばに決定。さっそくざるそばを頼みます。

 出てきたそばはキュッとしまって喉ごし最高。高地の美味しい水も相まって、つゆつけなくても美味しいです。おかわりしようか悩みましたが、トロリーバスの発車時間も迫ってきたこともあり、ここは断念しました。

 トロリーバスで揺られること10分。念願の黒部ダムに着きました。突然、前を歩いていた人が歓声をあげる。何かと思ったら観光放水していたんですね。おぉ~これは壮大。ちょっと見とれてしまいました。

 景色を堪能し、さて今度はも少し近づいてみるかと振り返ると、人だかりが。そこには水のみ場がありました…いやおいしい水のみ場ですね。というわけで自分も一杯。さっきのそばで予想はついていたんですが、やっぱりおいしいです。なんでもう一杯。ついでにもう一杯と三杯飲んでしまいました。

 お腹もタプンタプンになったところで、階段を下りて実際ダムの上を歩きます。おぉ~こちらはこちらで壮大です。裏の黒部湖も日が差して映えてきました。やっぱり来て良かったと心もお腹も一杯になって、再度扇沢に戻りました。



 さて、次は木崎湖です。ここも某ゲームの舞台になったところですが、今までと違ってここだけは下調べしてきています。今からドッキドキ!え~と木崎湖着いたんですが、オタクモードでないと語ることって無いんですよね。逆にオタクモードだと書くこと満載で止まらなくなってしまうし。というわけでここは写真だけ載せます。あえて言うなら曇ってて残念だったということくらいです。





 オタクモードでマフーッとなった後は、松本へ。見るはやっぱり松本城。BIG松本城と言うだけあってやっぱりBIGです。まだオタクモード抜けてないですね。自重自重。

 その後四柱神社を参拝して

 本日の昼食ももちろんおそばです。ここのおそばもキュッとしまって喉ごし抜群。おいしゅうございました。

 続いて、筑摩神社をお参りして

 浅間温泉に入ります。松本から意外と近くてびっくり…と思ったらここも松本市だったんですね。ここも公衆浴場ながら露天風呂つきで豪華でした。お湯は透明で適温。ヌルヌル感が強くてちょっと長湯~したかったんですが昨日のようになりかねなかったので、なんとか出ることができました。まあそれでも一時間近く入ってしまったんですが。

 松本を抜けて本日最終の地である諏訪湖へ。とにもかくにも行くは諏訪湖間欠泉センター。目的はもちろん間欠泉ですが、問題は噴出する時間。館内に入り早速スケジュールを訊くと、あと20分後ということ。また微妙な空き時間ができてしまいました。結局、他の場所見てて見逃す事態だけは避けたかったので、諏訪湖をぼんやり見ながら待つことに。

 しばらくすると間欠泉が出るよとのアナウンスが、う~むアナウンスありがたいんですけど、こう今から出ますよ的な言われ方すると、とても自然現象とは思えないんですけど…まあ、いいか。で、出てきたお湯は結構迫力ありました。別府の竜巻地獄的なもの想像してましたので…ちょっと感動。

 さて日が沈むまでもう少し時間があるので、諏訪湖周辺をちょっと観光。諏訪大社下社春宮

 諏訪大社下社秋宮

 諏訪大社上社本宮

 諏訪大社上社前宮

 そして高島城とまわり観光終了。間欠泉センターでは晴れていたのに、諏訪大社では大雨、高島城辺りではまた晴れ。諏訪大社のあの大雨はなんだったんでしょう?ちょっと不気味なくらい大雨だったんですけど…

 最後は温泉温泉ということで、日帰り温泉施設へ。えーともうここは公衆浴場じゃないですね、スーパー銭湯ですよ。というくらい立派な施設。お湯はチョイ熱めのサラサラ感。長湯は出来ると思うのですが、夕方のせいか、ちょっと混んでて騒がしかったので早々に退散しました。

 そして夕食は…ここまできたらやっぱりそばでしょう。ということで諏訪湖沿いにあったおそば屋さんへ。こちらは朝昼と違って風味重視みたいです。コシ充分。風味充分で美味しくいただきました。

 さて本来これで今回の旅行終わるつもりだったのですが、温泉三昧続けているうちにある温泉を味わいたい欲求が高まってきました。その名は下呂温泉。こんな近くまで来ているのに下呂温泉行かなくて良いのか?いいや良くない!ということで急遽延長戦決定です。今回の旅行順調すぎて予定よりも早く諏訪湖に着いたというのも理由の一つなんですけどね。

 とはいえ、下呂温泉を往復するのもやっぱり芸が無いので、名古屋まで行って静岡横断のプランを追加することに。てなわけでイキナリ泊まれる旅館(温泉)を探した後は、町の本屋さんでガイドブックを購入。今日中にプラン立てるぞ!



7日目(火)
 延長戦で下呂まで行くわけですが、高速使ってガーッと行くと昼前に着いてしまいます。なのでグルッと北からまわるルートを選択しました。突然の狭い山道を通る可能性もあって少々不安ですがケセラセラです。

 まずは松本まで高速を使って北上する為、諏訪ICへ。そして諏訪湖SAにて車を止める。なぜならそこに温泉があるから。一発目の温泉はSAの温泉だーとウキウキするも、開店は10時から。…なんでじゃー!えーとマジ叫んでしまいました。現在7時半。さすがに2時間半は待てないです。どうしようもないのでSAをあとにしました。うぅ今回初めて負の方向に予定が狂ったよぅ。嘆いても仕方ないので、とりあえず歩を進めます。まずは高速で松本まで行き、そこから一般道で延々西へ、目指すは飛騨高山です。あと途中にある白骨温泉も楽しみ~

 白骨温泉までの道中、風穴を見て、

 水殿ダムと梓湖と写真に収めます。いや今日はホント良い天気。運転してるだけで気分ウキウキですよ。

 あまりにも順調なドライブで、白骨温泉には9時に着きました。今度こそ温泉堪能だーとウキウキするも、開店は10時半から。…なんでじゃー!とここでも叫んでしまいました。…ウソですここでは叫んでません。でも心境はホントそうだったんですよ。

 で、嘆いても仕方ないので、とりあえず歩を進め…るほど魅力のない温泉じゃないんですよねここ。なので近くのわき道に車を止めて待つことに。いいや今のうちに明日の予定をもっと綿密にしておこうと、名古屋のガイドブックを読みながら時間をつぶしました。

 10時半ようやく入場。ヒャッホウ一番風呂とばかりにお風呂に向かうとなぜか先客が…誰?宿泊客です。当然ですね。でもこの時の自分は興奮で頭のネジがすっとんでいたようで、何者?と不審な目をその御仁に向けてしまったのでした。アホですね自分。

 それはさておき露天風呂。お湯は白濁ぬるめ硫黄の匂いバリバリ。燕温泉と似た感じです。そうですあの出られない温泉です。しかもあの時より天気がよくトンビなんか飛んでます。まずい非常にまずい。一時間たっても体が湯船から出るのを拒否しています。これでは今後の予定が~とここで頭から警告が。今日は天気がよすぎたのです。太陽が真上からサンサン照らし続けているのです。しかもここは野天風呂。影になるところがほとんどありません。まずい別の意味で非常にまずい。というわけで駄々こねる体に鞭を打って、なんとか日射病になる前に湯船から出ることに成功しました。

 あぶないあぶないと安堵しつつ、建物を出ようとすると、飲泉場の文字。おっ、ここの温泉も飲めるんだ。というわけで一口…苦い。それで硫黄の匂いが鼻を抜ける。あと塩辛い。これ人間が飲むものじゃないです。薬としても限度ありますよ。口の中をにが~っとしながら再度西へ歩を進めました。

 続いて飛騨大鍾乳洞。涼しい。もうここゴールでもよくね?ダメです。

 そして飛騨高山に着きました。ところでここでなに見ればいいんでしょう?…昨日いきなり行くことに決まった場所なので、予備知識0です。最悪、飛騨そばだけ食べらればいいやと考えていたのですが…街中をちょっとまわっていると、陣屋敷の看板をよく見かけます。ならそこが観光スポットだとばかりに、近くの駐車場に止めました。で、そこで観光マップを入手。おぉこれでまともな観光ができる。ちなみに陣屋敷とは昔のお役所だと分かりました。観光マップ様々です。

 あとはマップにそって中橋、古い街並?

 桜山八幡宮をまわって観光を終了しました。



 お昼は当初の目的通り、飛騨そば…と朴葉味噌。朴葉味噌ってここの名物だったんですね、知りませんでした。朴葉味噌は焼きあがるまで時間かかりそうなのでまずは飛騨そば。つるつるで喉ごしよし。美味しいです。で、しばらくすると焼けた味噌の匂い。出来立てを一口。ちょっと辛くて甘くて美味しいです。日本酒欲しいです。いや、我慢我慢。でも御飯でも結構合って美味しかったです。

 飛騨高山をあとにし、最終目的地下呂温泉へ。ここも高速道路はないのでユルユル~と南下。途中で禅昌寺に寄ります。

 中山七里も寄ります下呂温泉通り過ぎてますが。



 再度北上して下呂温泉に到着しました。とにかく温泉ということで宿に着くなりザンブリ入ります。お湯は無色の適温。長湯も申し分なくできそう。露天じゃないのがちと寂しいけど…いや~やっぱりいいですここ。入って数分でヌルヌルしてくるのですが、このヌルヌル感は、今までの温泉の中でもトップクラスです。それでいて中からポカポカする感じがたまらないです。というわけで、夕食後に何度も入って、次の日も起きてから何度も入りました。宿に泊まって、部屋より湯船にいた時間のほうが長かったのも久しぶりでした。



8日目(水)
 朝風呂でポカポカした体で、出発。今日は一日名古屋だー!というわけで、一般道をユルユル~と南下。中津川ICから高速に入って、名古屋まで一直線。朝早かったせいか渋滞も緩めで難なく名古屋に到着しました。ここから地下鉄にシフトチェンジします。だいたい紫の線を一周する感じです。

 ま、都会で車は不便ですからね。というわけで八事駅付近の駐車場に止めていざ出陣。まずは目の前にある八事山興正寺をお参りします。

 地下鉄に乗って八事→八事日赤へ。朝食は最初からここに決めてましたの喫茶マウンテン。変なメニューとボリュームが凄いことで有名な喫茶店です。
 まあ、他でも有名なところではあるんですが…頼んだのは大人のお子様ランチとイカスミカキ氷。朝からヘビーです。お子様ランチはまだしもカキ氷は正気の沙汰ではないボリュームです。えーとお子様ランチはおいしく完食しました。カキ氷は…イカスミというか黒蜜っぽい味でおいしかったんですけど…ゴメンナサイ半分も食べられませんでした。うぅ初めて完食できなかったよう。

 お腹パンパンに膨らませ八事日赤→覚王山へ。日泰寺です。

 覚王山→ナゴヤドーム前矢田へ。当然ナゴヤドーム。

 ナゴヤドーム前矢田→市役所へ。実は初めて名古屋城。なんか変にアミューズメント色だしてました。まさか城内に3Dシアターがあるとは思いませんでしたよ。見ませんでしたが。

 市役所→車道へ。建中寺。

 車道→矢場町へ。急ぎ足ながら結構まわったのでお昼過ぎました。なんとかパンパンだったお腹もこなれてきた感じ。というわけで昼食。今度は味噌カツです。チョイ薄めのカツに味噌をたっぷりかけたものですが。うわ濃い!甘い!でも御飯にあう!これなら御飯三杯いける!だったんですがここはぐっと我慢。まだ次がありますからね。

 腹ごなしに矢場町から歩いて大須観音へ。その大須観音。

 大須観音→伝馬町へ。上知我麻神社とそして…

 熱田神宮です。さすが三種の神器が収められてる神宮だけあって参拝者でにぎわってました。自分もその1人でしたが。そういえば熱田神宮は撮影問題なかったです。お伊勢さんでは禁止だったのに…何か違いがあるんですかね?

 さて熱田神宮を出て最後の締めはやっぱりひつまぶしでしょう!と言うことで行列のできてるお店へ。でてきたものは最初4つに割って、一杯目はそのまま、二杯目は薬味をかけて、三杯目はだし汁をかけてサラサラと、四杯目はお好みで~ということらしいのですが…一杯目を一口、う~むおいしいけど鰻丼?薬味をパラパラして二口、あまり変わらないかな~、いいやだし汁かけちゃえ!そして三口。うわめっちゃ美味い。なにこのだし汁。またうなぎのまろやかさときたらもう~駄目です。これ以外ここで口にしたくない!ということで、全部だし汁で食べてしまいました。変な食べ方してゴメンナサイ。でもホントおいしかったです。後でよく考えたら前食べた味噌カツのせいかも。あっちは濃い味でしたしあれで腹膨らしていましたからね。

 再度、お腹パンパンにして伝馬町→八事へ。お土産というか今日の夕食用に天むすを購入して、無事名古屋をあとにしました。…あれ?まだ日が高いです。これなら前倒し観光できるかな?ということでいそいそと本日の宿泊地浜松へ。浜名湖です。

 まずは舘山寺温泉の名前にある舘山寺をお参りして

 いざ温泉へ…と公衆浴場を探すも見つかりません。う~む困った。ならホテルの立ち寄りにしましょうという事で、予定を変更。早朝じゃホテルの立ち寄りやっていないので、前倒しで動いてよかったです。お湯は無色の適温。チョイヌルヌル感。浜名湖を見ながら入る温泉は最高です。温泉をでて、最後に佐鳴湖。パチリと写真に収め本日は終了しました。

 宿は浜名湖を南からグルッと回った三ヶ日温泉。お湯は無色の適温。舘山寺温泉に似た感じ。こちらも猪鼻湖を見ながら入る温泉だったのですが、残念辺りは真っ暗。まあ明日朝また入るということで。夜中、やっとお腹がすいてきたので、名古屋で買った天むすをいただきました。シットリした皮がご飯にマッチ。とてもおいしかったです



9日目(木)
 まずは朝風呂。朝霧の猪鼻湖を見ながら温泉を堪能し体をポカポカさせます。

 宿を出て最初に向かうは天竜川。新幹線から何度かこの川は見たことがありますがやっぱり大きいです。

 さらに東に歩を進め、油山寺

 掛川城

 蓬莱橋

 静岡浅間神社をまわりました。

 続いて日本平に入ります。あれ?有料道路のはずなのに、料金所がない。あれあれという間にロープウェイ乗り場に到着。なんか最近無料になったみたいです。これはありがたい。で、待ち時間なくロープウェイに乗れたのですが…霧で景色が全く見えません。まあ、目的地は建物なので問題ないですが、ちょっと残念。ロープウェイを降り早速久能山東照宮をまわります。ちょっと参道工事の音が耳につきましたが、厳かにまわることができました。



 日本平を降りたあとは修善寺温泉へ。まずは修善寺をお参りして

 独鈷の湯を抜け桂川を渡ります。

 そして目的の温泉へ。今度は公衆浴場が目の前にあったので迷わず入れました。お湯はちょい熱めの無色。サッパリ感ありです。また近くに飲泉場があり、一杯。すっきりチョイ塩味で飲みやすかったです。

 修善寺温泉をあとにしてチョイ北上。弥勒山西琳寺をお参りして

 古奈温泉に入ります。こちらも公衆浴場は一発で見つかりました。お湯は熱めの無色。サラサラ感ありです。評判ではものすごく熱いと聞いてたんですが、そうでもありませんでした。まあ長湯はさすがに無理そうでしたが…体をポカポカさせて静岡はこれで終了。ここから一気に北上し、山梨に入ります。目指すは富士五湖です。

 さて富士山左手に快適ドライブと行きたかったのですが、霧が出てきました。富士山?見えません。前方の道?ほぼ見えません。気を抜いたら追突しちゃいます。実際、オカマ掘り2件も見てしまいました。危ないなぁ~これじゃ富士山どころか湖の写真さえまともに取れるかどうか…まあ、帰り道だし、進路変える必要はないか。とぶつぶつ呟きながら、まずは冨士浅間神社を参拝。少しでも霧が晴れますようにとお願いしたら、ホントに晴れました。うわっ?マジ?神様気前がいい!ということでここから気分よくドライブです。

 まずは富士山を北西へグルッと回って、本栖湖へ。おおっ富士山がよく見える!ということで富士山をバック。

 精進湖…こちらも富士山が雄大です。

 西湖…なんか富士山が隠れて見えないです。しょんぼり。

 河口湖…良かったこっちは見える。湖も大きくていい感じ。

 ラストは山中湖…おぉとうとう富士山自体の雲も晴れたぞ。神通力だ~。意外とまともな写真が撮れたのでウキウキして、本日…というか最後の場所へ。

 今回のラストは山中湖温泉。しかも富士山が見える温泉です。お湯は無色の適温。サッパリ目です。富士山見ながらのお風呂は格別です。こりゃ長湯向きだわ~。ていうか最期の地なので長湯~。めいいっぱい堪能させていただきました。

 今回も順調にまわれました。8泊9日の長期行程ながら大きなハプニングもありませんでしたし。やっと一人旅にこなれた感じです。ゆっくり堪能したい場所や温泉も攻めたい場所(天橋立とか白川郷とか)がいくつも出てきたので、今度はピンポイントで攻めようかな。とりあえず燕温泉はまた行くということで決定。


補足:走行距離4200km










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