関西じゅんれー旅-滋賀・京都・兵庫2泊3日-(2009/11/28)
今回の旅行のキッカケ
モモーイこと桃井はるこさんという歌姫がいます。そのモモーイの歌が好きでライブツアーの度に一度は必ず参加していました。そのモモーイが大阪のライブに出演する…それだけなら、ちょっと遠いかなと遠慮するところですが、他にもモモーイ並みに好きなアーチストが多数出演するとなれば…行くしかないっしょ!ということで今年2度目の大阪遠征決定。
さて折角の遠出。新幹線にも乗るのに、ただ大阪にライブ行って帰ってくるだけじゃ物足りないです。ではどこかを見てまわろう。ならば行かねばならんよねという場所がありました。それは旧豊郷小学校。これの舞台です。

1日目(土)
今回の案内人は半京都人の(ひ)さん。なので今回も京都周辺は予備調査無しです。その(ひ)さんと東京駅で待ち合わせ…待ち合わせ改札違いですれ違いになりそうになりましたが無事合流。予定の新幹線に乗れました。(ひ)さんも酒飲みなので、また新幹線飲み会の流れも考えてましたが、(ひ)さんは新幹線では飲まないよう。替わりに朝飯の炒飯弁当買ってました。私は既に朝食摂取澄なので、隣で柿の種をポリポリ。…炒飯弁当うまそうだな。と思いながら柿の種をポリポリ。
米原到着。実はこの駅、十数年前に何度か乗り降りしたことはあるので馴染みがあったのですが…変わってないですね。なんにも無いところが。

その寂しげな駅の隣にもう一つ米原駅があります。近江鉄道です。こっちもやっぱり寂しげ。始発の駅、しかも新幹線の駅に隣接している駅とは到底思えません。いやこれは新幹線が通ってない田舎モノが考える偏った発想なのか?これが現実なんですかね。いやでも仮設トイレが常設って…

近江鉄道では1日乗車券を購入。行って帰ってと2回しかこの鉄道は利用しないのですが「米原-豊郷」間が片道520円。この1日乗車券は550円。豊郷以降、もう一度乗るのであれば、絶対こちらの方がお得でしょうということで。まあ、この1日乗車券。土日祝日しか発行してないので、通勤とかには使えないみたいですが…平日なら結構乗車率高いのかしらこの鉄道。
近江鉄道に乗って揺られること30分。豊郷駅に到着。そこから10分ほど歩いて…念願の旧豊郷小学校に到着しました。ここからスーパー巡礼タイムの開始です。

まずは正門から中庭へ。本校舎、噴水、銅像。

そして左手の食堂へ。

食堂に入ってみると何かイベント準備してる様。これは邪魔しちゃまずいのかな?と中におずおず入ってみると…

えーと?どゆこと?隣にいた(ひ)さんに訊くと、昨日が誕生日だったということで…うわ!知らんかった!おめでとう!と今更驚いてしまいました。とはいえ、この誕生会。公式イベントでもないようなので邪魔しちゃ悪いと退出。続いて本校舎に入ります。本校舎見学は今更ですがもちろん無料。でも入場の署名は必要なのでサラサラと。まずは1階。早速ウサギとカメの像がお出迎えしてくれました。

そして脇には「けいおん!」のポスター。うん、ここはホームですね。

2階に昇ってさわちゃん先生が駆け抜けた廊下、教室内部、それと水飲み場付近を撮って、いよいよ大本命3階音楽室へ。

というか昇りきる前から既に舞台。階段下から、階段上から、入り口と撮って、いざ入室。

音楽室は…えと、まんまでした。以上。



音楽室満喫後は、対抗の講堂へ…こっちもまんま。説明不要ですね。


ということで一応、ここでの巡礼は終了…なんですが、おなかが空いたので、さっきの食堂に戻る。いや、誕生日イベント抜かしても、けいおん!カフェが開店するということだったので、なにか軽いもの食べられるかな?と思ったんですけどね。結果、食べられませんでした。飲み物とホットケーキのみか…じゃあダメだね。ということで、でも誕生日イベントは飛び入り参加できるということだったので、ちょっと顔を出す。ついでにギターやらグッズなどを見て、ケーキのご登場!というところでタイムアップ。次の予定がなければもう少し居たかったのですが、残念です。

豊郷終了したので、今度は京都だよね「けいおん!」的に。なんですが、折角滋賀に来たんだから彼のお方に会わなければ!ということで彦根に向かいます。彦根といえば彦根城…と言うか、そこのマスコットキャラクター

です。…スケジュール管理されとる。さすが人気者。ひこにゃんは世界に一人しかいないのですね。分かります。てなわけで1:30からのイベント。イベントってなにすんだろ。寸劇とかするのか?もしくは写真撮影の為の整理列?ちょっとワクワクして入ってみたら…既にひこにゃん仕事してた。

ひこにゃんかわいいな…でも10メートルより近づけないです。えっ?遠くで眺めて終わり?ふれあい無し?ちょ?なにそのアイドル扱い。いやアイドルだけどさ。正直色々残念でした。少しは千葉の黒ネズミ見習えよとか。
ということで彦根城終了~って、それはなにか間違っているような気がしたので、彦根城内部見学。実はこの彦根城。前に何度か訪れていたことがあります。その頃はひこにゃんもいなかったので、まったり落ち着いて見れたのですが…なにこの人だかり。まさか天守閣登るのに行列作らされるとは思いませんでした。でも紅葉はキレイだった。そういや今は紅葉真っ盛りなのだなと今更ながら確認。この認識の甘さが後の京都で待っているとは…

帰り際に護国神社に寄って彦根は終了。

今度こそ京都に行きます。現在午後3時。京都着は午後4時。まあ、あと一つくらいは観光できるかな。と甘い気持ちを持っていました。京都駅到着。とりあえず京都タワーを撮ります。

まずは宿に荷物を置いていこうとバス乗り場へ。なんか中々バスが来ない。というかバス乗り場凄い人だかり。ま、まあ紅葉シーズンだものね。混んでいるんですよ。やっとバスが来て乗り込んで出発…早速大渋滞。バスから外を眺めるとどこを見ても人だらけ。実際、バスは1時間以上遅れていたそうです。しかも事故とかではなく自然渋滞で。ゴメン秋の京都の酷さ、すっかり忘れてました。結局、平安神宮近くの宿に着いたのはとっぷり暮れた午後5時30分。とりあえず宿出てからのプランは今宮神社だったわけですが、行こうかどうか少し悩んだあと、とりあえず行ってみることにしました。今宮神社は「けいおん!」初詣の神社なわけですが…もしかしてライトアップ?という淡い期待も空しく真っ暗でした。もちろん自分達以外人の気配は無く…まあそれはそれ、とりあえず参拝。

絵馬はけいおん!ですよね。やっぱり聖地。

今宮神社を出て11話で出てきた喫茶店へ。入って1秒でアウェイだココ。と判断できました。なので夕飯頼んで、ついでに撮影許可をいただく。

ここは「けいおん!」抜かしても話題性のある喫茶店らしいのですね。元が銭湯の跡地を改装したとかなんとか…まあ頼んだ「レタス包みトロトロ牛すじ玉チャーハン」はインパクトもあり大変美味しかったです。

てなわけで、本日の巡礼終了。じゃあ、どこか料理が美味い店へ。ということで(ひ)さんに全てを委ねる。着いた先は京都市役所前。ここから飲み屋街へと…「ここを西に行くと楽器店があるよ」の(ひ)さんの一言で急遽目的地変更。閉店間際の楽器店を写真に収め本当に終了しました。

その後鴨川沿いまで歩いて、鴨料理屋で本日の打ち上げとなりました。鴨しゃぶ美味かった。桃の滴も大変料理に合って美味かった。でも玉乃光がやっぱり最高だった。
2日目(日)
今日は大阪でライブの日。ということで、がっつり京都めぐりとは行かないので、散歩がてら修学院方面へ…ごめん嘘ついた。午前中はがっつり聖地巡礼です。ということで、まずはOPで駆け下りる階段から。

そして朝飯はもちろん舞台になったマックで。

このあとは、通学路風景を学校から自宅までと逆順に。


買い物に行ったアーケード街とか、OPであずにゃんが佇んでるコンビニ。

そこから唯ちゃんの自宅付近へ。さすがに完全民家なので、写真には収められず隣の鳥居を取って、通学路巡礼終了。ラストは裏手のザリガニ釣りしてたと思われる用水路。

再度、修学院駅まで戻って、むぎちゃんが降りてくるホームを撮り、そこから叡山電鉄に乗って出町柳に行き鴨川へ降ります。

目指すはOPにあった跳び石。着いてなんか違和感。あれ?カメの石なんてあったっけ?と思うもとりあえず写真に収め(あとで確認したら画面右上にそんな感じの石ありましたです)本日の巡礼…ていうか「けいおん!」の巡礼は終了しました。

あとは宿に帰って、荷物を持って大阪まで…ここから先のエピソードは簡単に。鴨川から宿まで結構歩いたかも。宿について5分休憩後、バスに乗って阪急の駅まで。途中「瀬戸花」イベントがあることを(ひ)さんに聞かされ軽く悩む。結局行くことに。バスは今日も観光客でごった返しているかと危惧するも、思ったより混んでいなくてスムーズに電車に乗れる。途中、大阪駅で荷物をロッカーに押し込み、いざライブへ。結局昼飯を食べる時間も惜しんで(途中コンビニおにぎり購入してほおばる)会場に着くも、開場時間に間に合わず。でも開場時間が45分遅れて…まあこの先は別の話で。
みるくらりあっと Col.2~続・MOE COMPLEX~(2009/11/29)
(ひ)さんとはライブ中にお別れし、ライブが終わったのは午後10時。棒になった足を引き摺って十三駅まで。なんか怪しげな町だったけど、精神ボロボロのオタクに絡む酔狂な者もいなかったので、無事ホテル到着。風呂入って寝ました。
3日目(月)
前日、ライブ終了予定が午後9時だったので(実際に終わったのは午後10時でしたが)そこから新幹線に乗ってもその日に帰れないことが確実。なので今日は有休をとって、悠々と帰る道を選んだわけですが…だからと言って、朝一で帰ったら折角の休日もったいない。
とは言え前日、精神も体力もボロボロになってたので、大したところまわれないかなと思ったのですが…午前5時に目覚めた。しかも結構元気。なんかスゲーよ俺!と思いつつ、前日すっぽかしたままの荷物整理その他もろもろをチャチャッとやって、ホテルを出たのが午前6時。一度梅田駅まで戻って帰りの荷物をロッカーに押し込み、準備完了です。
まずは梅田から夙川まで。ラッシュとまでは行かないものの、スーツ姿の方々が電車に乗っていました。お疲れ様です。夙川から甲陽園まではまだ人パラパラでした。うん、これなら決行できそうです。なにが決行できるかって…それは後ほど。
甲陽園駅に着いて、早速巡礼モードへ。今日はコレになります。

駅周辺は舞台の宝庫ですから。一通り写真に収めたあとは「早朝強制ハイキング」へ。実は本当の学生さんと一緒に「早朝強制ハイキング」してたらさすがに不審者扱いされるだろう。と心配していたわけですが、午前7時はまだ学生さんはいませんでした。つまり「早朝強制ハイキング」が決行できるということです。



とは言え学生さんたちの本稼動はそう遠くないはずなので、チャチャッと「早朝強制ハイキング」へ。前情報では凄く大変だということは聞いていたのですが、そこで大分脅されていたせいか、思ったよりかキツくなかったです。というか、あとから続々向かってくる学生さんたちのプレッシャーが強くて「疲れた!」とか考える余裕がなかったせいもあるんですけどね。結局、学校まではスムーズに。でも、さすがに正門辺りまでくると学生さんたちがパラパラといたので、そこは断念。裏門までで引き返しました。



再度、甲陽園駅まで戻って、うわ、学生だらけ!やっぱり駅前、着いてすぐ撮って良かったと思いながら、そのまま北方向へ。「早朝強制ハイキング」第2弾。俺的には本番の「甲山大師」編です。「甲山大師」編なのですが、ここに至る道についてはあまり語りたくなく…えと、見知らぬ外国の方声援ありがとう。道を教えてくれたおばちゃん本当にありがとう。おかげで無事着くことができました。とにかくさ、HPにある駅から徒歩20分は嘘です。どんなスポーツマンが計測してんだよ。そんなわけで甲山大師。「エンドレスエイト」の蝉取り神社及び、「朝比奈ミクルの冒険」の舞台ですね。


神社を出て、そこから東に少し歩くと、昼飯の蕎麦屋さんがあるのですが、早朝過ぎて開いてませんでした。というか平日だし開店自体が怪しかったかも。

そこから更に東に下ると甲山森林公園へ。ここはモロ「朝比奈ミクルの冒険」の舞台でした。




その後トボトボとバス通りを降りて(もし徒歩で甲山大師行くことになったらこっちから登ろうと心に誓ったくらい分かりやすかった)3度甲陽園駅へ。でもまた素通りして南下。ここから街中の巡礼となります。まずはハルヒが過去を語る踏み切り前。

更に南に歩いて、「笹の葉ラプソディ」でハルヒが超えようとした門。

朝比奈さんが告白した公園をまわりました。

そこから東にちょっとした山を登って、頂上付近で北に向かって降りるとスーパーが見えてくる…でもここは舞台じゃないんだよなと思いながら、ちょっと裏道に入ってホームセンターへ。ここはシャミの御飯買ったところだなと思いながら、人が多かったので写真を断念。脇の激安自動販売機で水分補充して、ちょっと歩くと「朝比奈ミクルの冒険」の舞台になった廣田神社に着きました。入ってみると晴着を着たお子さんがパラパラ。そうか今日はまだ十一月。七五三なんだなと思いつつ、その子らが入らないよう慎重に写真に収めました。


神社を出て東に少し歩くと朝比奈さんが落とされた池。

池から更に南下するとスポーツ公園が見えてきます。ここはハルヒが野球してたとこですね。

そこから東にちょっと行けばスーパーが見えます。ここは舞台です。「エンドレスエイト」で風船配りしてた場所。

更に大通りに出て北東に向かえば野球大会後に打ち上げしてたファミレス。

そこを南に曲がって二つ目の信号を東に曲がれば…最期の巡礼地「西宮北口駅」付近に到着です。駅に到着してまず残念だったこと。ハルヒ達がいつも待ち合わせに使っている公園が工事してました。これはタイミング悪い時に来てしまったな。と思いつつ、それ以外の付近を撮影。

最後にいつもキョンが奢らされている喫茶店に入ってコーヒーとワッフルいただいて巡礼は終了となりました。

と、いうことで、オタ的に密な3日間でした。「けいおん!」「ハルヒ」と行きたくても中々機会が無いところが、一気に見れたのは巡り合わせがよいとしか…と締めたかったんですが、家に帰って愕然としました。
SOS団集合場所の北口駅前公園が消える
まさかハルヒが消失する前に公園が消失するとは夢にも思いませんでした。放置自転車なんか大嫌いだ!…まあ、それ以外は見れたわけだし。やっぱり良い旅でした。
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