筆頭巡礼-宮城山形2泊3日-(2010/09/18)
今回の旅行のキッカケ
某団体の旅行ももう5回目。そろそろ遠出しようか?というか筆頭の家に行かなくてはということで、仙台に行くことが決まったのは半年前。実は7月に予定していたものの、某SSのライブが重なったため主催者が開催日をずらすというあるまじき事態に…まあその主催者は自分だったのですが。とにかくずらして次の三連休ということで、9月の半ばに決行されました。
それと今回はコレの巡礼も行いますよ。

1日目(土)
朝、東京は晴れ。快晴とまでは行かなかったものの大満足。これで自分は雨男リストからは外されたと思うんだ。実際、週初め台風が発生したときは結構ガクブルしてたんですけど。そんなこんなで上野駅到着。結構早めに着いたので構内で朝食…と思ったら目当ての「ちゃぶ膳」が閉店してた。なんですと?ていうか構内の半分以上が閉店済み。残りの半分も今月末には閉店と…なにがあった上野駅?まあそれより今の問題はこのグーグー鳴ってるお腹だということで、某お店で朝ラーメン食べた。正直おいしくない。ボリュームもない。なんかテンション下がったところで、携帯でコミュをみると既に(せ)さんが集合場所にいるみたい。ということで集合場所へ。そこには既に(ひ)さんも来てて、数分後には(キ)さん(ma)(にょ)(す)さん一家も到着。まさかの出発20分前に全員集合でした。やっぱ電車だとみんな緊張感あっていいやね。と思いながら出発5分前までダラダラ。ダラダラしすぎて新幹線に乗り遅れそうになったのは今ではいい笑い話です。…ごめん。今度は東京駅集合にするよ。今度がいつか分からないけど。
新幹線に揺られること1時間半。30分後には大宮。さらに30分後には郡山。またまた30分後には仙台と…ちけー!仙台ちけー!と実感しました。コレなら筆頭も嫁や娘のために毎週出稼ぎ先から帰ってくるのよく分かるよという感じでした。ちなみにこの間、(ma)さん(にょ)さんと酒盛り。だって今日は車運転しなくてもいいんだモノね。エビスうまー!秋味ウマーでした。車内でなに話してたかはすっかり忘れちまったい。

仙台着いてまずすること。それは…トイレだな。ビールは利尿作用があるんですよ。てなわけでホスト兼ガイドの(は)さんが改札にいることを確認したらトイレにダッシュしました。見つけてすぐ振り向くなんて失礼だな自分。トイレも無事済み今度こそ本当に挨拶。今回は本当にお世話になります。荷物をロッカーに預け。では仙台観光するか!ということで第一の目的地に向かう。と、その前に駅前を1枚。ここが「かんなぎ巡礼」の入り口です。

さて第一の目的地はパルコ内にあるガンプラ展です。なぜ、しばらくしたら東京でも開催されるガンプラ展に行くんだろう?と各々不思議に思いながら入ったわけですが…入ってしまえばやっぱりみんなガンダム世代。堪能できました。写真撮影もOKだったのでみんなバシバシ撮りまくってたし。でもやっぱHGとか出る前にガンプラ引退した身としては初期のガンプラにかぶりついてしまった。あの当時はあんな不恰好なZをカッケーとか言ってたんだものな。ここでの心残りは池澤春菜さんのサザビーが見れなかったこと。ゴックは出てたんですけどね。あの女性的なデコのサザビーはいつかどこかで見てみたいものです。

続いて向かうはアニメイト…って、そんなの東京にもあるじゃん。いやいや1Fが魚屋のアニメイトはここだけなんです。ということでアニメイトに。途中「かんなぎ巡礼」ということでわざわざアーケード街を抜け、そこから南へ。

らしくないヤマダ電機の建物を抜けたらそこは…ゲマズだった。あれ?アニメイト?あれ?と、とりあえず一枚。そして店内へ…あれ?しかも入ったのは3Fのゲマズでなくて2Fのらしんばん。あれ?入ってみて最初に目に付いたのはなのは一番くじ。既に1等が転売されていたよ。6000円か…コレ高いの?ちなみに学習帳は500円だった。ねえコレ高いの?

ていうか別にここで買うものないし、軽く回ってから店外に出ます。なんかみんなはもう少し見てたっぽい。(は)さんがなんか万引き防止のブザーに引っかかってた。店員飛んできて荷物検査。荷物単体、(は)さん単体でブザー鳴らない。でも(は)さんが持つとブザーが鳴る。原因未だ分からず。その場に居た自分と(にょ)さんがつぼにハマッて大笑い。イヤごめん(は)さん。
「らしんばん」を後にして、今度こそアニメイトへ。ホントに1Fが魚屋だった。というかここが市場の入り口だった。

なるほどアニメイトが場違いなんですね。仙台アメ横というのは本当に仙台のアメ横だったんですね。アニメイトの横ではないんですね。そんなくだらん事を思いながら店内へ。魚屋じゃなくてアニメイトね。入っても魚くさい。ネットで仙台のアニメイトは魚くさいと言われているのはまさかネタだろうと思ったら本当に魚くさかったビックリした。でも正直ここでマンガやCDは買うのいいとしてもコスプレ衣装は買えないよねとしみじみ思いました。
結局、ここでも買い物せず。そのまま地下の海鮮丼屋さんへ。値段もリーズナブル。1Fが魚屋だけあって素材もよし。なんかイカがパリパリしてたのは気になったけどとてもおいしかったです。

食事を終え、次に向かうは青葉城跡。今日は晴れてますが明日以降は天気が微妙なので行くなら今ということになったみたい。てなわけで市場を通り抜けタクシー拾う。今回は車がないからね。ちとリッチです。10分ほどで到着。目当ては伊達政宗像ですが、その前に城とは関係ない護國神社にお参り。伊達様関係ない神社だけど絵馬は伊達様盛り。でも思ったよか見て引くのはなかった。少しはみんな落ち着いてきたのかしらね?そしてお参り。心の中で当日行われる鹿島戦の必勝祈願した。叶って大宮に3-0の圧勝だったことはまた別の話。

では目当ての伊達政宗像…と思ったら(ma)さんが隣の英霊顕彰館に興味を示す。企画展示で戦艦大和の模型があるみたい。ということで入る。…正直こういう博物館系はさっと見て終わるんですけど(す)さんに戦艦の写真撮れ撮れと引っ張りまわされたせいか?自分が一番時間かかってしまいました。珍しいパターンです。えと、戦争いくない。人間魚雷酷い。大和の作りがディテール適当…これは前にガンプラ展見た故の感想ですね。ところでここ写真撮ってよかったんかな。

で、今度こそ伊達政宗像。今日も立派な逆光でした。この像キレイに撮れる日は来るのかしら?

でもここから見下ろす仙台の街並みはコレまでで一番キレイに撮れました。やっぱ晴れてる今、ここに来て正解でしたね。像も見たし一休憩。

なんか前見た時なかったずんだシェイクなるものが売ってたので飲んでみた。これは…ミルクシェイクずんだ粒入りですね。別々にはおいしいのにもう少しつぶすなり練りこむなり欲しかったかも。

各々ずんだシェイク買ったみたいなので一先飲み終わった自分と(キ)さんは辺りをフラフラ。店の裏のほうに行ったらなんか社が建っていました。これは今まで気づかなかったな…と立て札読んでみる。第五十九回式年遷宮が終わり、そこで使った材料もらったのでそれでこの宮を立てた…ってことかな?とか(キ)さんに説明してみたけど、なんか違ってるかも…(ma)さん連れてくればよかった。ていうか伊達さんはここに奉ってあったんですね。護國神社的に。まさに仁和寺にある法師状態だったんだなとしみじみ。
青葉城跡も終わったので、またタクシーを拾う。向かうは東北大学理学部自然指標本館です。ていうかここ絶対自分主導じゃ行かない場所です。なんか英霊顕彰館といい、今回の仙台観光は新鮮です。

ということで着いて直ぐの心配は、次の足のこと。ここってタクシー拾えないんじゃない?ということでバスの出発時間を確実に確認。ここから歩くのはイヤですからね。中は(ひ)さん曰く笑ちゃん@宙のまにまにが大喜びする場所。まさにそうですね。化石、鉱物、考古学的発掘物と土関係中心。空を見上げる暇もないという感じです。いやまあここの上を見ると鯨がいるんですけどね。骨だけど。あとステゴザウルスもいた骨だけど。

さて時間はもう直ぐ16:00。そろそろ観光名所は閉まる時間。最後に行く場所はどこかという話で「ばんすいそうどう」に決まりました。「番水騒動?」と当て字して見る。さっぱり分かりません。とにかく時間も迫っているので行きましょうという事でまずはバスを待つ。バス来ました。満員で乗れません。ちょ!まっ!無情にもバスは行ってしまいました。次のバスは15分後…というか次のバスも満員じゃね?ということでバスを諦める。歩きはイヤだな。なんかタクシー一台停まっているけど。一台じゃ無理だし…ということでタクシーの運ちゃんに相談。近くにいるもう一台を呼び寄せてもらいました。ということで無事出発。もうバスなんて信用しない。
で、くだんの「ばんすいそうどう」ですが正しくは「晩翠草堂」だそうです。やっぱり分からないです。着いて立て札見て「荒城の月の作詞者、土井晩翠」の住んでたところだと分かりました。でも「荒城の月」は知ってましたが「土井晩翠」は知りませんでした無学でゴメンナサイ。特に中で案内してくれた管理人さん。

これにて本日の観光は終了。なので本日のメインイベント(は)さんの家に向かうことになりました。(は)さんの家に行く仙石線はここから直ぐに最寄の駅があるとのこと。ならばそこから行きましょうという事で…あれ?仙台駅に預けてた荷物は?ゴメンすっかり忘れてた。
ということで一向ぞろぞろ仙台駅まで歩くことに。途中、サイカノに出てきた教会に立ち寄る。ああ、こんなところにあったんですね。今回かんなぎしかチェックしてなかったので予想外の立ち寄りでした。(は)さんナイスです。

そしてそのまま仙台駅。もう一度別の風景を写真に収めました。

仙台駅に入り仙石線ホームへ。入ってきたのはこれまた予想外のマンガッタンライナーでした。

ぶっちゃけ電車の痛車。なにが痛いって、我を忘れて周りの目も気にせず写真撮りまくった自分が痛い。だって車内に里中満智子氏の色紙が飾ってあるんですよ!コレを興奮せずにいるというのは…

いや屈みながら天井撮ってたのは行き過ぎだったと思う。反省はちょっとだけしてる。

最寄り駅に着いてそこから歩くこと数分。本日のお宿(は)さん家に着きました。今夜は本当にお世話になります。まずは入って部屋物色…にならなかったみんな大人だな。というかなんか朝の酒が今頃効いてきたみたいで今更午睡モード。正直他の人が何してたかよく覚えてないです。気がついたら「たまゆら」の鑑賞会やってたことは覚えてる。それが終わって…みんなで夕食買出しに行くらしい。自分はまだダルいので居残り組。見てなかった「たまゆら」の前半見る。それ終わってやることないので物色…はさすがに主居ないので出来ない。じゃあなんか映像を…ん?「トップをねらえ2!劇場版」だと?コレ視てなかったな…ということで一人鑑賞会。わーヤッパ熱いなコレ。福井のゆかりん頑張って熱血してるじゃん。「なぜならば!」が一瞬口癖になりそうでしたよ。
一人鑑賞会終わる頃には皆さん買出しも終わって今度はお風呂に行ってた様で…遅ればせながら自分もお風呂に連れて行ってもらう。このお風呂天然温泉だということですが、お湯そのものよりも露天の開放感が良かったです。正直単なるお湯でも楽しめたと思いますですよ。お風呂から帰ったら夕食兼飲み会。タン焼き、ホルモン焼き、大変おいしゅうございました。
2日目(日)
なんか花火で目覚める。巷じゃ運動会シーズンなのかな?と思って起きたら(にょ)さんが「アマガミ」を読んでるのが目に入った。興味あるの?アニメも面白いよ。とりあえず外着に着替えて布団たたんで、外出る準備。これから先行してレンタカーを借りに行くのです。ということで(は)さんの部屋はここでお別れ。ま、一度建物には戻るんですけどね。しかしこの部屋に入ってずっと気になったもの…ジャンボキングか…
(は)さんのアカプリに乗せてもらって仙台駅へ。

途中、某姫のステージ先を見たいと同乗していた(せ)さんを降ろし、レンタカー屋さんへ。なんか全然見つからない。仕方ないのでナビ発動。なんか目の前にあった。ていうかすごく目立たないんですけど。コレ一人で行ってたら見つけてたかな…というか8時になっても開いてないやる気のなさはなんなんだ!ということ出入り口で少し待たされる。あっ、(は)さんは自分下ろして直ぐに(せ)さん拾いに行ってました。
5分後やっと開いて手続き。会員になりませんか?と勧められたので断ったら必要以上に驚かれた?なんなんだここは。ということでやっと念願のインサイトを借りましたよ。早速始動…あれ?スタートボタン…とかは?あっ、キーを捻ればいいんですか、ガソリン車と同じなんですね。というかエンジンのかかり方がガソリン車と同じ。さすがに音はそれとは段違いに低かったけど、走り出してもあんまりスーッと言う感じじゃないし、停止後のアイドリングストップ発進もナニコレバスの手動ストップ?と思わせるような感じだし…これホントにハイブリット車?

そんな違和感感じながら、(は)さんと再度合流、そのまま帰宅。他の人が行く準備をしてる中インサイトの装備を確認して、ついでに写真撮ってやっと本日の観光へ出発。まず向かうは石巻の石ノ森萬画館です。
石巻は(は)さん家から大体1時間。道路は混んではいたものの渋滞に発展まではしなくて比較的スムーズに着きました。途中石巻の商店街を通って009やゴレンジャーの像を見かけましたが運転する身では写真も撮れず。写真お願いすればよかった。程なく石ノ森萬画館に突着。まずはシージェッター海斗がお出迎え。

なんか色々高まってきた。入場券買ってまず最初に見た展示物は…キティちゃんだった。あれ?ここ石…あれ?なんかサンリオ企画展示やってたみたいです。いやこれはこれでよい時期に行ったもんだと思いましたよ。別の意味で高まってきたし。懐かしすぎる。俺の時代は「キキとララ」から「ゴロピカドン」辺りまでだぜ。「ゴロピカドン」にいたってはカンペンケースとか使ってたぜ。しかもそれは中二頃だったはずだぜ。でもそれ使ってても特に何も言われなかった時代だぜ。オタクとかまだ一般的にも聴かなかった時代ですしね。星矢の同人とかの話は既に耳に入ってきたけど。

ところで今回この展示見て一番驚いたことですが、「マイメロ」が生まれたのって前世紀だったこと。というか誕生年が「キキとララ」と同じって…ホントにビックリしました。てっきり今世紀のキャラだとばっかり。なんか姐さんだったんですね。
サンリオ終わって常設展示へ。石ノ森センセーの歴史は要点は大体知ってるんでスルー。次のときわ荘探検をちょっと遊ぶ。これは作りが…いやまあ子供向けだしこんなものでいいんですけどね。ゲーム性あったら一人が長時間居座ることになるし。でもさインターフェイスがトラックボールと言うのはないんじゃないですかね。このタッチパネル全盛の時代に。続いてジェット・リンクに乗って一緒に飛ぼうのコーナー。1回200円也。内容は動かないジェット・リンクに乗って飛んでるような映像を見る。ということですが…あー、えと、オヤジ一人が乗るものじゃないね。でも「おっと行き過ぎちまったぜ」で宇宙に行ったのは笑った。お前どうやって地球に戻れたんだ。続いてグレート・ブリテンのモーフィングコーナー…モーフィングコマ数が欲しかった。中間が重ね合わせにしか見えなかったです。

そして今回の目玉中の目玉。仮面ライダーハングオン。さすがここだけは周りの注目度が高い。行列も出来てました。そして並ぶは親子連ればかり。大人一人で並んだのは自分だけでしたよ。いいんです、ここで恥ずかしがって乗るの躊躇したら負けなような気がしたんです。実際乗ったら楽しかったし良かったんです。ハイスコア出せなくても完走しただけアリなんです。…岩場コースも走りたかったな。
その後、キカイダー誕生シーン見て、さるとびエッちゃんのホンワカ映像見て、仮面ライダーダイジェスト見て終了となりました。最後はなんか駆け足気味だったな。あれロボコンコーナーなかったなそう言えば。なんかガンツ先生に異常に馴れ馴れしいロボコンのスタンプ台しかなかった気がする。
まだ撮り逃しがあることを思い出し、建物脇の広場に行く。今日は何もやってませんでしたが、マンガトリオがアコギライブやってた場所です。なんか思ったより狭いな。まあその日も観客ホトンドいなかったしこの規模でよかったんだろうなとしみじみ。なんか犬連れて散歩してたオッサンにガン見された。な、なに?

広場から戻って石ノ森萬画館の痛車。

??なんか頭上から降りてきた。これは12時のオルゴールショーですか。このイベントでみんな外に出てきたので、ここの観光も終了となりました。ちょうどキリいいしね。

さて、12時なので昼食を…面倒なので駐車場隣の海鮮屋さんにしました。なんかガイドブックにも載ってたらしいし。ここで頼んだのはウニ丼。ほら昨日海鮮屋さん行ったとき、海鮮丼かウニ丼か迷ってたので。ウオーッこのウニウメーッ。久々にいいウニ食べた。臭み全然なくて甘みが強いの。量は値段の割にアレだったけど…とにかくうまかった。アラ汁もうまかった。本当にアラしか入ってないから誤魔化しないですよね。このお店お勧めです。

さて昼食後の行動ですが、ここから行く場所といえば当然松島。そして塩竃神社。残り時間をかんなぎ巡礼に当てる考えだったのですが、何度かこういう旅行している身としてはなんとなく流れが読めてきたわけで…多分この店出るのが13:00。多分松島付近は大渋滞。そして遊覧船は少なくても1時間は所要時間とられる…残り時間考えても行けて塩竃神社まで。
とても「かんなぎ巡礼」の時間はないだろうと読み、無謀な提案してみる。ここから「松島観光組」と「かんなぎ巡礼組」に分かれて別行動をとるということ。これには自分以外の最低二人の同行者が必要なわけですが…
正直かんなぎに興味ない人は絶対のらないし、そもそもかんなぎに興味あっても松島の魅力に勝てる人がいるか?という一か八かの賭けだったのですが…やた!(ひ)さんのってくれた。でもあと一人は…(ma)さん?マジ?なんか一番意外な人がのってくれた。いやのってくれたんだ詮索はよそう。ということで気が変わらないうちにさっと決めてしまいました。
お店を出て、ここから(ひ)さん(ma)さん自分のヤロー三人旅。まず向かうはなにはなくともかんなぎ神社こと鼻節神社。ナビでは松島北ICで降りて下道南下と出てましたが、誰がそんな大渋滞トラップに引っかかりますか!ということで無視して利府塩釜ICまで南下する。そこから塩竃神社を左に見て、自衛隊脇のトンネルを抜け事件発生の看板を見て…え?事件発生?事故発生じゃなくて?トンネル抜けてかんなぎ舞台の学校を確認して、よっちゃんイカの工場抜けて、なんちゃら松島とかいう山を越えて、火力発電所を左に見たら…やっと着きました鼻節神社。
いや見事な僻地ですねここ。正直、車以外で来るの至難ですよ。もちろん帰るのも。そんなひっそりした神社。自分達以外の人影もなくかんなぎブームは終わったんだなとしみじみ感じました。そもそもそんなブームもあったのか疑問ですが。
まずは鳥居を写真に収め、脇にある「新奥の細道」の看板に「新松雄芭蕉」って誰だよと冗談言って、さあ鳥居を抜けますかという時に…なんか (ma)さんのワクワクオーラが伝わってきた。ここでやっと気づく。この人神社仏閣マニアじゃん。かんなぎの舞台とか関係なく鼻節神社自体に興味あったんですね。そして(ひ)さんも(ma)さんに劣らない神社仏閣マニア。もしかして一番ここに興味ないの自分じゃね?ということで引き回すというか引き回されるポジションになり神社内へ。

階段上って分かれ道。表参道の立て札はあるもののこれはどう見てもケモノミチ。これはアレだ鳥羽の伊射波神社の表参道と同じものだと思い、整備されてる道を行こうと提案する。でも二人は拒否。真の入り口から入らないでどうするということだそうです。うん、情熱すごいぜ。ということでケモノミチ降って真の入り口に到着。確かに鳥居ありました。海には面してなかったけどヤッパここが本当の入り口…なんか(ma)さん大興奮。どうも鳥居に書いてある文字がすごいらしい。…読めない。えーと(ma)さん曰く、これは平安時代に神社の目録作成が行われた際にこの神社が目録に加わった証だそうで、つまりは平安時代にはこの神社が存在していた証だそうです。そんなこと(ma)さんいなかったら一生知らなかった事実だよ。ビックリだよ。さすがだよ(ma)さん。

と興奮冷めやらぬまま真表参道を登る。登った先は舞台の宝庫。写真取り捲りました。当然ここにもほかの人影あらず。(ma)さん御朱印欲しがってたけど、社務所は閉まってたらしい。そういう人少ないんでしょうねここ。


帰りは真じゃない整備された道へ。こっちに手水場があった。効率的には正しいけどなんか腑に落ちない。とりあえず看板は偽表参道(近道)でいいから、向かう方向変えて欲しいなとか思いました。結局境内では自分達以外の人に会わず。最後まで会わないかと思ったらふもとでそれらしき車三台とすれ違った。最初の一台は普通でしたが、後ろ二台は痛車だったので間違いないでしょう。しかし車にそれぞれ一人しか乗ってないって…どういう団体なんだこれ?とりあえず向こう停車してもらったので、すれ違いざま挨拶だけはしておいた。これが運転マナー的挨拶なのか、オタクオーラを感じての挨拶だったのかはご想像にお任せします。
鼻節神社終わって、次は舞台となった住宅街に向かうわけですがそれまでに引っかかった場所をとりあえず潰す。まずは火力発電所…はでっかいなココと思っただけで通り過ぎて終了。なんちゃら松島の山には展望台らしきものがあるみたいなのでここで一休憩。正確には「松島四大観多聞山展望広場公園」だそうです。確かに上から見る松島は綺麗でした。いつも平地からしか見てなかったのでこれはちょっと新鮮。これで俺達も一応松島行ったことになるよね?とか勝手に納得しました。

で、自分だけならそこで終わるのに、終わらないのが(ひ)さん(ma)さん。なんでこの人たちは奥へ奥へと行きたがるのかしら?というか体力あるな二人とも。ということでどうやら真の松島四大観、毘沙門堂へ。

なるほどこっちのほうが松島側だし近いしいい景観だわと納得です。この人たちについてけば見逃しとか絶対に起こらないと思うよ。見る箇所は確実に減るだろうけど。

次はよっちゃんイカの工場。いや中の見学とかはないんですけど、なんかでっかい賞状飾ってあったので。ネタ的に一枚。

続いてかんなぎ舞台の学校。行くとき停める場所ないなとは思っていたものの、撮る場所一ヶ所だけだし、ちょっと側道に停車しようと目論む。(ma)さん学校付近のコンビニに停めないの?とか言ってた気もしますが、その時はちょうど女子高生が必死に坂道自転車で登っている光景に気をとられていたので無視してました。さて側道に停めたものの、やっぱり側道使う人には邪魔になる停め方したのであまり時間が取れません。カメラを構えて飛び出す三人。そして一般人には分からない構図で一般人的には単なる学校を撮りだす三人。車道の向かいでオヤジが何事かと見ていた気もするが、三分以内で立ち去るのでご勘弁をという気持ちで撮りました。写真撮り終えて車に乗ろうかというところでさっきの女子高生が通り過ぎていく。ああ、メガネかけてたんですね美人ですね。でもその虫けらを見るような目でチラ見するのは勘弁してください。別の快感覚えそうになるから。車に戻って誰とも無しにさっきの女子高生の話…なんだみんな気になってたんじゃん。ということで学校よりも女子高生の話題に花が咲いたオッサン車でした。

ところでその近くの「事件発生」の看板があるトンネル。写真撮ってませんでしたが、ネットで調べたらありました。
元記事
最近は何でも調べられるね。しかし内容見ると自衛隊は関係ないみたい。ちっ、有事の際のトンネル幅拡張ギミックでもあると妄想したのに。
塩竃神社はさすがに時間ないのでパスして、今度こそ舞台となった住宅街。着いたのは15:30位?とにかくリミットは17:00なので1.5時間で撮れるだけ。ということでコインパーキング探すも…なんか全然ない。満車でしたとか言うオチじゃなくて、存在自体無い。こんな駅初めて見たビックリした。ということで某場所(駐禁違反はしてない)に停めて少し歩いて駅前へ。なんとか記憶を頼りに数枚。ここで同オーラ出してる人はいなかった。いや、いても話しかけないけど。


とりあえず踏切まで撮ってココからどうするか。歩いて川まで行って時間ロスするか、車で行って駐車場探す賭けに出るか…独断で後者選ばせてもらいました。だって正直もう歩きつかれた。ということで途中舞台のコンビニを抜けて川まで。どう見てもコインパーキングなどないし、側道に停めるには時間かかりすぎるし…と思ったら(ma)さんナビ見て好判断。ココどん詰まりじゃない?ということで橋の下どん詰まりに停める。実際は民家の出入り口だったみたいだけど、逆に言えばそこの人しか使わないわけで10分くらいなら大丈夫じゃないかな…と思って停める。


最後に川を見下ろす写真撮って…ここは自分運転者なので(ma)さんにお願いしました。いい写真あったら分けてください。巡礼終了。おりしも時間は17:00ここから作並温泉まで1時間…で行けるかな?
行けました。よかった。ぴったり18:00のミラクル発動です。別働隊は既に到着済みでチェックインも済ましてくれました。そういや自分本名バレしてはいるけど、住所まで明かしてないはず。どうやってチェックインしたのか後で聞いてみよう。チェックイン後はざっと温泉で体流して、薬膳しゃぶしゃぶ食べて、日本酒きゅっとやって。後は部屋でまったり明日の予定立てたりとかしました。なんか山寺と蔵王に行くことになったみたい。



3日目(月)
朝、6:00に目覚める。じゃあ温泉入ってくるかとそっと部屋を出て…あっ、隣の部屋にカメラ忘れた。ということで隣の部屋にそっと入る。まだみんな寝てた。なんか不審者風ですまなかった。そんで露天風呂。さすが6:00じゃ他の客も起きてるようで風呂は賑わってました。しかしこの風呂景色いいな!前日夜入った露天が残念な感じだったのであんまり期待してなかったのですが、これは長湯できそうです。実際、長湯しましたけどね。でも一番いい景色なのが立ち湯のところなのがな…狭くて激戦区だし、立ってるからどうしても全身浴になるし。そこだけちょっと残念。

朝食も薬膳バイキング。なのでバイキング定番のソーセージや卵焼き等は申し訳程度。きゅうりの浅漬けや豆腐がメインに置かれてましたよ。でもこのきゅうりがまた美味くて美味くて…でも不満がひとつ。なんで温泉卵がないんだ!これだけはいつも定番にしてきたのに…失望したよ。
朝食とって、しばらくして出発。なんやかんやで10:00前になってしまった。いやこのホテル居心地いいんですよ。ベランダ広くてイス出して森林浴できるし、フロントも大きくて無料のコーヒーを飲みながら新聞読めるし。ということで宿泊に関しては今回大満足。まあ金かけたからね。これでがっかりじゃなくてホントに良かった。
出発した話に戻します。目指す山寺は作並温泉から約30分。天童抜ける北から回るコースです。というかここから天童近いんですね。実質仙台市街と天童の中間地点が作並温泉みたいです。その距離どっちも30km。いつも山形自動車道から北上してたので気がつきませんでした。
山寺着いたのは予定通り10:30。駐車場がちょうど埋まりかけでギリギリセーフだったみたい。そこから山寺駅を抜けて山寺参道入り口へ。ここで経験者風を吹かせてみんなに登るのキツイキツイと脅しておく。こうやって脅しておけば登ったときなーんだということになるからね。

そして登る。あれ?なんか想像以上にキツイぞ?あれ?ということで登ってて一番へばってたのは自分でした。あれこんなはずじゃ…ていうかみんな体力あるな。というか(せ)さんがすごい。なんで姫抱きかかえたままそんなずんずん登れるん?若いっていいな…きっと若さだけじゃないんだろうけど。

最後に定番の五大堂展望台で景色を撮って終了。降りるのはやっぱ楽でした。ひざを痛めないようにするのは一苦労でしたが。

山寺登る前から目をつけてたさくらんぼソフト。こっちはちゃんと練りこまれてウマーッでした。

山寺終わって汗ダラダラ。風呂入りたいということで急遽予定変更で天童温泉へ。なんか道の駅にそんな看板あったし、そこでいいよねということで行った先は…温泉などなかったorz。いや足湯はあったんだけどね。コレジャナイロボ。というか温泉。じゃあ温泉地はどこだよと思ったら、本日公共温泉は休みと張り紙。休日なのに?マジで?二重にビックリだ。
さて、じゃあどうする?ということでまずはご飯にしようということで、自分が先導することに。おりしも時間は13:30。山寺で時間使ったからね。ここで目当ての山形そばのお店に行ってたらそこで観光終わりそうだなとか考える。ほらなんと言っても山形市は県庁所在地。渋滞は多少なりにもあるだろうし…ということでバイパスを南下するように走ってめぼしいそば屋がないかと探す。ラーメン屋やスパゲティ屋はあるのにそば屋だけがない。そろそろ山形市抜けるなと諦めてたその時そば屋が目に入った。隣の(キ)さんと騒ぎながらハンドル切る。良かった間に合った山形そば。
山形 そば屋惣右ェ門
ここで写真撮るの忘れてた。ということでリンクで。食べたのは板そばでしたが前に食べた市街にあるそば屋同様歯ごたえあってのど越し良く、おいしくいただけました。
さてここでまた行き先会議。予定では蔵王温泉&蔵王山頂のお釜観光ですが、既に14:00なので時間がない。どっちか一つにしようということでまた班分け。またもや(ひ)さん(ma)さんが温泉を希望したので、班分け自体はすんなり決まりました。しかしとことん気があってるな(ひ)さん(ma)さん。あとは(は)さんがどっち行くかということで…(は)さんは温泉取ったので自分はお釜観光へ。前日と運転手と車変わっただけですね。
ということで出発。と、ここでまた自分のわがまま発動。やっぱ山形一高い建物みたい!ということで観光組の承諾得ました。ということで蔵王入り口ちょっとすぎて上山市へ。市に入ったらもうナビ見なくても分かるような建物が。これが山形一高い建物「スカイタワー41 」圧倒的な存在感です。とはいえ一応ここは民家。それに近くでとっても面白みがないのでちょっと離れた場所で撮らせていただきました。本当はもっと田園風景ののどかな場所があるはずなんですが…いやここでもいいよねということで。ということでこの旅行。私の希望は全部通ってしまいました。付き合ってくださった皆さん本当にありがとー。まだ旅行終わってないけど。

ええ、まだ旅行終わってないんです。ということで蔵王山頂へ。実は蔵王山頂行くのは今回初めてです。前は温泉入って、そのまま山形自動車道に入ってたので通り過ぎもしなかったんですよね。なのでちょっとドキドキ。目的地が近づくにつれて山にラピュタ雲がかかっているのが見えて別の意味でドキドキ。結局山頂は濃霧で全く見えない状態でした。というか山頂まで行ってない。行きたくても濃霧でゴンドラが早期終了してるし、行こうと思えば別ルートからいけるけどプロ曰く、行ってもなにも見えないとのことなので諦めました。最後の最後で天気にやられたチクショウメ。ということで車に戻る。隣に痛車が停まってる。リトバスだった。でも乗ってるのが同じオーラを放ってないカップルさん。なんか別の方向でも悔しくなってきたので(キ)さんと爆発しろと呟いておいたチクショウメ。
後は下山して仙台市に戻るだけ。ということで蔵王山頂出発。霧すごいな…伊豆旅行思い出すね。と言ってる数分後には霧は晴れる。さすがラピュタ雲だ。しかし登りは(にょ)さん任せで実感してなかったですが、やっぱ道がクネクネしてますね。しかも降りだから気が抜いたらどんどん加速するし。一応エンジンブレーキはかけてたんですが、なにこのインサイト。エンジンブレーキ特有のガツン感が全くない。なんか出来るなら電気チャージするよという感じでした。いやそれじゃエコかもしれないけどブレーキ消耗早めるだろう!この時点で次に買う車の候補にインサイトが上がることはなくなったみたいです。車買いかえる予定自体全くないけど。
ということでブレーキ多めに踏みながら山を降りたのが17:00。予定ではまたぴったり18:00に着きそうです。なので途中遠刈田温泉抜けて「次はお前を攻略してやる」と誓った後は下道抜けて村田で高速入り。仙台市付近でよく分からない渋滞に巻き込まれて少しドキドキした後は、特にトラブルなく仙台駅へ。レンタカー屋さんに着いたのはぴったり18:00のミラクル発動でした。なんか俺スゲー!な気になるも先行して到着してた(は)さん達一行は最後の目的地に到着してるとのことで慌てて仙台駅越えを行いました。
最後の目的地はやっぱ仙台名物牛タンでしょう!なんか初日にも食べた気もしなくもないですがそれとはものが違うらしいです。いや自分も別の店で食べたことあるので違うなとは思ってましたが…なんか店外では行列作ってました。これは期待できるのでは?ということでここで別働隊と合流。感慨に浸る間もなくまずは注文しろとの言葉を浴びる。時間ないしね。当然ですね。ということで牛タン1.5倍。なにが1.5倍かよく分かりませんでしたが、まあ美味いモノなんだから量あったほうがいいだろうということで。注文決めたところで(ひ)さんにホヤあるよホヤ!と言われる。確かにホヤありますね。ええ、実はこの旅行の間ずっとホヤ食べたいホヤ食べたいと呪文のように言ってたのです。それが最後の最後で機会得るとは…ということで迷わず追加注文です。
しばらくして牛タン来てホヤ来ていただきます。まずはホヤ。これは!…臭みが全くない。でも味もしない。こんなの俺が夢見たホヤじゃない!でもこれが現実なのか?ホヤはまた別の場所で味比べです。牛タンは…美味かった。と言うか肉厚すぎてビックリだ。そして特有の弾力感とやわらかさのバランスが…なるほどこれが本場なんですね。某ね○しと違うと言う主張もうなずけます。じゃあ前食べた伊達のうんちゃらはなんなんだという感じですがこれとはまた方向性が違うし。とにかくここは本当においしかったです。

ということで余裕あるような実はギリギリだった旅行でしたが、無事に終えることができました。今回最初から最後まで(は)さんお世話になりました。また機会あったらよろしくお願いしますね。
…まだ帰りの話書いてない?いや後は新幹線乗るだけだし。俺が運転してないのに変なイベント起こるわけないじゃないですかヤダナもう。上野で一人寂しく降りただけですよ。チクショウ今度は上野止まりの新幹線にしてやる。あーないんですかそうですか。
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