2007年度総合(2008/03/22)

 2007年度視聴アニメをサッカー風にベストイレブンで選んでみました。
 上がフォワード(前線)です。

        ef(秋)   らきすた(春)
          sola(春)

          狼香辛料(冬)
   CLANNAD(秋)    ARIA(冬)

スカガー(夏)           瀬戸花嫁(春)
      ぽてまよ(夏) バンブレ(秋)

          グレラガ(春)

MVP:ARIA


 今年も良作が大量投下された春作品。今回も大半を占めるのではと思われましたが、意外や去年より少ない4本に留まりました。また昨年1本も入らなかった夏が2本入り、秋3本、冬2本と、とてもバランスが良い状態になりました。これは一年を通して安定した良作が供給された…というわけではなく、突き抜けて良い作品が数本季節毎に供給されたせいです。もしベスト20とかなら、やはり春作品で占められてたと思います。「江戸ロケ」「エルカザ」は本当に惜しかった。

 MVPは「sola」ぶっちゃけ作画や脚本のクオリティは他のそれより抜きん出ているわけではないのですが、やっぱり決め手は空への憧れの演出です。あの天井一面に張った空の写真が今思い浮かべてもゾクゾク来ます。アレは今でも反則だなと思ったり。あとはザ・ペーパーのバトルアクションとこよりちゃんのかわいさも加点対象。次点は僅差で「ARIA」原作との連携が良く取れてて、丁寧な展開は「sola」と並び他作品を大きく離していたんですが…唯一の難点は「ARIA」にこよりちゃんがいなかったこと。いやホントに残念。

追記
 その後の「ARIA」の丁寧なつくりに見惚れてしまい、評価がグンと上がってしまいました。というわけで、「sola」ファンには大変申し訳ありませんが、MVPを「ARIA」に変えさせていただきます。いやはや、ここまで絶賛できるアニメに出会うとは思いませんでした。


 「らきすた」「CLANNAD」の京アニ勢は今回も高評価。でも一番にはなれないんですよね。まあ今回はKY白石と「Air」「Kanon」で見せた超脚本力が出せなかった点が確実にマイナスポイントなんですけど。あきら様と風子ちゃんを持ってしてもこのマイナスは埋め切れませんでした。

 春の「瀬戸花嫁」「グレラガ」は確実に高評価なんですが、上位2作品を相手にするのは分が悪かったですね。ギャグ部門、アクション部門とかの部門賞とか設ければ、確実に筆頭なんですけど。あと「瀬戸花嫁」はルナパパ編、「グレラガ」は螺旋王打倒までで終わってたら評価変わってたかも。上がったか下がったかはイマイチ判断できませんが。

 夏の「スカガー」「ぽてまよ」は本当に意外な健闘。同時期では「バッカノ」「ひぐらし解」「すくいず」の凶悪3TOPが目立ちましたが、それらを凌駕し印象に残る作品に仕上げてるのは賞賛に値します。つまりインパクトのあるキャラより安定した萌えキャラのほうがいいんですね自分。

 秋はまず「ef」の13時間縛りにやられました。その設定の料理次第でもう少し評価上げられたんですが、ちょっと投げっぱなし感があったのはとても残念。もう一つのカマッテちゃんは公衆電話での演出が賛否分かれるところですが、私的には高評価。あれはシャフトじゃなきゃ出来ない演出です。「バンブレ」は最初の安定感は文句ないんです。でもオリジナル展開が…あえてミヤミヤのライバル出さなくても良かったんじゃないですか?

 冬のもう一本「狼香辛料」もトップクラスの評価なんですが、ちょっとロレンスの商人とは思えない迂闊さがマイナスポイントかな。まあリアルに破産する商人もあんな感じなのかもしれませんが。もう少し商人ゆえの策が成功する演出が欲しかったです。2クールだったら成長待ちでもう少し期待値上げられたんですが残念。


 各作品の評価は当時とあまり変わらないので各雑記を見てください。

 各作品の評価は当時とあまり変わらないので各雑記を見てください。
 2007春視聴(2007/04/19)
 2007夏視聴(2007/07/29)
 2007秋視聴(2007/10/26)
 2008冬視聴(2008/01/16)










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